連載 [第272回] :
  週刊VRウォッチ

映像特化スマートグラス「Nreal Air」の予約受付が開始、KDDIとドコモが3月4日に発売

2022年2月21日(月)
Mogura VR
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先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、映像特化スマートグラス「Nreal Air」の予約受付が開始したニュースでしょう。

KDDI株式会社と株式会社NTTドコモは、「Nreal Air」の予約受付を開始しました。発売日は両社とも2022年3月4日を予定しています。外観は通常のサングラスによく似たデザインで、現実の物体を把握するためのカメラやセンサーは搭載されていません。あくまで「映像視聴に特化したスマートグラス」となっています。

映像特化スマートグラス「Nreal Air」の予約受付が開始、KDDIとドコモが3月4日発売

KDDI株式会社と株式会社NTTドコモは、映像視聴に特化したスマートグラス「Nreal Air」の予約受付を開始しました。発売日は両社とも2022年3月4日を予定しており、価格はKDDIが39,799円、NTTドコモが39,800円です(価格はすべて税込み)。

また、アクセサリとして「Nreal Streaming Box」も発売予定です。Nreal AirはAndroidスマートフォンに対応していますが、Nreal Streaming Boxを接続することで、iPhone/iPadなどAndroid以外のスマートフォン、PCなどの画面を映せます。メーカー希望小売価格は9,900円です。

Nreal AirとNreal Streaming Boxは、auオンラインショップ、docomoオンラインショップにて予約受付中。また、KDDIやドコモの全国131店舗でNreal Airの実機を体験できます。

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ソニーとNianticが「音のAR」領域で協業へ

ソニー株式会社はNianticとの提携を発表しました。両社はヘッドホン向けの音声AR領域において協業し、「音のAR」を活用したゲーム体験を構築、音声AR関連のプロモーション活動を相互に展開するとしています。

本提携による取り組みの第一弾として、Nianticの位置情報ゲーム「Ingress」において、ソニーのワイヤレスイヤホン「LinkBuds」を用いた音声ARを楽しむための開発を進めており、2022年内に提供開始を目指します。LinkBudsは2月25日発売予定、市場推定価格は約23,000円(税込み)です。発売に先立ち、「LinkBuds」の先行展示が、2月16日より全国のソニーストアにて実施されます。

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ソニーとNianticが「音のAR」領域で協業へ
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8th Wallとアバター生成プラットフォームReady Player Meが連携。WebARへのアバター導入を簡易に

ブラウザベースのARプラットフォームを開発する8th Wallは、顔写真一枚から自動でアバターを生成できるアバター生成プラットフォームReady Player Meとの連携を発表しました。今回の連携によって、8th Wallエンジンで開発したWebARコンテンツに、「Ready Player Me」アバターを用いたフェイシャルトラッキングや、アバターを現実世界へAR合成する機能を組み込むことができます。

8th Wallは今回の発表に際し、アバターを「メタバースにおけるデジタル・アイデンティティ」と位置づけ、Ready Player Meとの連携は「メタバースへのパスポートの役割を担う」とコメントしています。

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2022年AR市場で予想される5つのトレンド:「フィジタル」な購買体験へ

データプラットフォームStatistaの調査によれば、モバイルARユーザー数は2020年の5億人から2021年は8.1億人へと増加。さらに2022年には、その数が11億人にまで届くと予想されています。

そんな中、メディアEntrepreneurが2022年のAR市場のトレンドを発表しました。同メディアは5つのトレンドとして「ライブコマース×ARトライオン」「eコマースプラットフォームでの3D/AR活用」「『Phygital(フィジタル)』な購買体験」「企業発AR×NFTの増加」「Google検索結果のAR表示活用」を挙げています。

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2022年AR市場で予想される5つのトレンド:“フィジタル”な購買体験へ
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