先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目なのは、Nianticが「Lightship VPS」を発表したニュースでしょう。
先日リリースされたGoogleの「ARCore Geospatial API」、プレティア・テクノロジーズ株式会社の「Pretia」、そしてNianticの「Lightship VPS」と、ARを一歩先に進めるVPS技術のリリースが相次いでいます。
Nianticが「Lightship VPS」を正式発表、東京を含む世界の6都市で正確なAR表示を可能に
Nianticは開発者イベント「Lightship Summit」にて「Lightship VPS」を発表しました。Lightship VPSはARコンテンツ開発者が自由に利用可能であり、東京を含む世界の6都市・30,000以上のロケーションにて、ユーザーのデバイスの位置や方角を正確に特定し、ARコンテンツをより高い精度で提供することが可能となります。
また、2022年6月24日(金)に東京・原宿にて開発者向けのイベントを開催することが発表されました。後日、Nianticは詳細な情報を明らかにする予定です。
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Nianticが「Lightship VPS」を正式発表、東京を含む世界の6都市で正確なAR表示を可能に
https://www.moguravr.com/niantic-lightship-vps-2/
8th WallがWebARやWebVRプロジェクト向けクラウドツール等を提供するプラン発表。月額9,99ドルから
WebARプラットフォームを開発する8th Wallは、WebARとWebVRのプロジェクトが無制限に利用できる月額9,99ドル(約1,270円)のプランを発表しました。本プランに登録することで、8th Wallからは「プロジェクト立ち上げに必要となるすべて」が提供されるとのことです。
8th WallはWebブラウザのみでアプリを使わずに高品質なAR体験ができるプラットフォームを開発・提供する企業。2022年3月、「ポケモンGO」などで知られるNianticに買収されています。
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8th WallがWebARやWebVRプロジェクト向けクラウドツール等を提供するプラン発表。月額9,99ドルから
https://www.moguravr.com/8th-wall-webar-webvr-new-plan/
NHK技研が「ピントが合う」VRヘッドセットを発表、ライトフィールド技術活用で
NHK放送技術研究所は、物体からの反射光などを再現する「ライトフィールド技術」を活用したVRヘッドセット「ライトフィールド・ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」を開発しました。
NHK技研によれば、現実と同じように被写体の奥行き方向の位置に応じて目の焦点位置が無意識に調整されるようになり、注視した箇所にピントが合うような、自然な3D映像を視聴できるとのことです。
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NHK技研が「ピントが合う」VRヘッドセットを発表、ライトフィールド技術活用で
https://www.moguravr.com/nhk-strl-vr-headset/
クアルコムが「ARスマートビューワー」の新リファレンスモデルを発表。40%薄型かつ無線動作に
チップセットメーカーのクアルコムは、AR/VR専用チップセット「Snapdragon XR2」を搭載した「ARスマートビューワー」の第2世代リファレンスモデルを公開しました。第1世代はケーブルでの接続が必要でしたが、第2世代は無線で動作するように。さらに40%薄型になり、重量バランスも改善されています。
クアルコムによれば、今回発表されたリファレンスモデルは一部のパートナー向けに提供を始めており、今後数ヶ月でより多くのパートナーに提供される予定です。
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クアルコムが「ARスマートビューワー」の新リファレンスモデルを発表。40%薄型かつ無線動作に
https://www.moguravr.com/qualcomm-ar-smart-viewer/
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