ネットワークの達人になるための書籍はこれだ！

3月の特集「ネットワーク教習所」では、ネットワークの基礎知識から現場で使えるノウハウまでを網羅的にお届けする。

ネットワーク特集の一発目となる本連載「土日に買って勉強したい『○○』本」では、ネットワークに関する書籍情報を取り上げる。特集とあわせてぜひ一緒に読んでいただきたい。

第1週目となる今回は、特集テーマに合わせた各社お勧めの書籍を取り上げ、それぞれの担当編集者によるコメント合戦を展開する名物企画「編集者ガチンコバトル」だ。各社の編集者が手がけた「ネットワーク」に関する書籍を紹介する。

1冊目は毎日コミュニケーションズから発売中の「Windowsネットワーク構築ガイドブック 3rd Editon」だ。自宅のネットワーク環境の設定から、会社のLAN環境の設定まで対応したガイドブックで、丁寧な解説がWindowsネットワークの初心者にも好評だ。

網羅性に自信あり！の1冊

お勧めコメントを寄せてくれたのは、丸山 篤氏。丸山氏は「ヤマハルータでつくるインターネットVPN」「改訂第2版 Active Directory導入と運用の基本」などのネットワーク関連本、「使って覚えるSQL Server 2005」「Excel2007実力アップテキスト」「Word2007実力アップテキスト」などのアプリケーション本、さらには「夢中の法則」「携帯サイトで給料の3倍稼ぐ方法」などのビジネス書まで幅広く手掛ける実力派編集者だ。

「本書は、2002年に刊行された『Windowsネットワーク構築ガイドブック』の第3版にあたります。自宅でのブロードバンド接続と会社でのLAN接続、いずれにも環境にも対応できる書籍です。

この本は、パソコンの基本とWindowsの操作がわかる人であれば、誰でも簡単にネットワークを構築できるようわかりやすく説明しています。その内容が評価され、講習会用テキストとしてお買い求められるお客様も多くいらっしゃいます。

これまで新しいOSがリリースされるたびに改訂してきましたが、Windows 98など古いOSの項目を削除することなく、新OS部分を追記する形で更新してきました。そういう意味では、Windows 98からWindows Vistaまでをカバーする数少ない書籍といっていいでしょう。また、今では当たり前となっている共有設定やセキュリティ対策に多くページを割いているのも本書の特徴といえます」

次ページでは、同じく毎日コミュニケーションズの「企業ネットワーク再構築ガイドライン」を紹介する。 次のページ