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土日に買って勉強したい「ネットワーク」本

【ネットワーク教習所】
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第3回:めざせ合格!過去問への挑戦!

著者:シンクイット編集部

公開日:2008/03/15(土)

情報処理技術者試験の受験者必見!

本連載「土日に買って勉強したい『ネットワーク』本」の第3回は、資格試験の過去問題を取り上げ、その解法を解説していく。今回は、特集「ネットワーク教習所」にちなんで、情報処理技術者試験のネットワークに関連する過去問題(午前)を紹介していきたい。

情報処理技術者試験は、2009年の春季試験から新試験制度に移行する。資格区分や出題範囲、試験の制度そのものが大きく変わるため、今回が現行制度最後の春季試験となる。新制度移行前の資格取得を目指している方も多いだろう。

今年の情報処理技術者試験は、2008年4月20日(日)だ。試験まで1ヵ月余りとなるが、受験予定者の方の試験対策はいかがだろうか。十分な方も、これから身を入れて勉強するという方も、選りすぐった過去問題で力試しをしてみよう。もちろん、受験を予定していない方も理解度の確認のためにぜひチャレンジしてみてほしい。

まずは、基本的なネットワーク関連の問題3問に挑戦だ!紙とペンを用意してレッツチャレンジ!

図1:ネットワーク基本問題

余裕?基本問題の解答!

では、早速基本問題3問の解説に入ろう。

まず、問題1から解説しよう。ネットワークでよく利用されるプロトコルの問題だ。ARP(Address Resolution Protocol)は、データリンク層以下の通信のためIPアドレスをMACアドレスに変換するプロトコルだ。DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、ホストに自動的にIPアドレスを割り当てるためのプロトコルである。

DNS(Domain Name System)は、ドメイン名とIPアドレスの変換を行う名前解決のためのシステムだ。RARP(Reverse ARP)はARPとは逆にMACアドレスをIPアドレスに変換するプロトコルだ。よって、正解はエだ。

続いて問題2だ。UDPはコネクションレス型通信のため、TCPと違って通信相手にパケットを送るだけで、エラーなどがあっても再送を行うなどの処理を行わない。よってヘッダも必要な機能のみに簡略されており、宛先ポート、送信元ポート、データ長、チェックサムのみで構成される。よって正解はイだ。

問3の解説と解答は次ページへ! 次のページ



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