PHPのエディタを選ぶコツ! 3

PHPスクリプトを書いてみよう!

PHPスクリプトを書いてみよう!

 PDTでプログラムを書くときは、まずは「プロジェクト」を作る必要があります。メインメニューから「File → New → PHP Project」を選び、新しいプロジェクトを作りましょう。

 新しいプロジェクトを作ったら次はPHPスクリプトの作成です。メインメニューから「File → New → PHP File」を選び、適当なファイル名を入力し、Finishを押すことで新しいPHPスクリプトがプロジェクトに追加されます。

 開発は、基本的に現在の画面上で進めていくことになります。開発する上で便利なキーボードショートカットを図2にまとめました。ショートカットキーはいろいろありますが、Windowsで標準的なショートカット(コピー&ペーストなど)のほかにも知っておきたい最小限のものを紹介していますので、覚えておくと良いでしょう。

強力なコード補完機能を使おう

 第1回(http://www.thinkit.co.jp/article/73/1/)の記事でも少し触れましたが、PDTは強力なコード補完機能を備えてます。PHPの編集画面で「a」と入力し「Ctrl+Space」を入力してみましょう。「a」からはじまる補完候補一覧が表示されるはずです。

 Expression WebではPHPにはじめから用意されている標準関数の補完しかありませんでしたが、PDTの補完はより多くのものをサポートしています。自分で作った関数や定数、クラス、メソッドはもちろんのこと、クラスの継承関係を考慮した補完も可能です。

 また、リスト1のような場合、エディタは配列$arrの中身を把握することができないため、$objを補完することができません。

 そこでPDTではリスト2のように「$objがClassNameのオブジェクトだ」とブロックコメントを使い明示することで、補完することが可能になります。

 補完機能は単純にタイプ数を減らせるほか、ケアレスミスを大幅に減らしてくれます。また、関数を補完したときには引数の情報も一緒に出るため、マニュアルを見る回数も少なくなるでしょう。

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