[PR] 「アイル」の「アプリケーション運用代行サービス」
幅広い対象システムと慎重な事前調査による柔軟なサービス提供
「アプリケーション運用代行サービス」の対象となるシステムは、インターネット系のものが中心となる。
「基幹ではなくインターネット系のサーバーに対する運用代行がメインとなります。データベースを含むWebシステムの3階層構造やメールサーバーなどですね。イントラのシステムをWebベースにリプレースするニーズもあるでしょうし、VBベースのクライアントサーバーシステムのリプレースというのも、確実なニーズはあります」(鈴木氏)
このように「アプリケーション運用代行サービス」は非常に幅広いシステム、ユーザーに対応するため、サービス提供の前にユーザーの要望やシステムの状況について詳細な調査を行う。そして、ユーザーとの作業の慎重な切り分けを行い、任された分については「コストメリットを必ず出す」(鈴木氏)というポリシーで取り組む。
また、「サービス仕様書」を作成し、ユーザーごとのサーバー利用方法や、必要なカスタマイズ、連絡先など詳細な運用ルールを決め、開始前に双方でチェックしてから運用代行に入る。
「デイリーバックアップもユーザーごとに指定時間が異なるのはもちろん、同一ユーザーでもサーバーごとに別の時間を指定していただくことも可能です」(鈴木氏)
そのため、導入までの流れは案件によってさまざまだ。運用を任されるシステムが既存のものか新規に構築するものかによっても、当然手順が変わってくる。既存システムなら従来の運用内容を見て、サーバー移行や運営修正提案も含めてサービスに入る。新規の場合はそのシステムを構築するSIerとも話し、ローエンドユーザーからサーバー構築の相談を受けた場合にはアライアンスを組んでいるSIerの紹介も行う。
ちなみに現在、GMOホスティング&セキュリティでは無償ITコンサルも行っており、ユーザーの相談内容によっては、GMOホスティング&セキュリティ単独ではなくSIerとの協力も含めた提案をするケースもある。
運用面からシステムライフサイクルのサポートを目指す
「アプリケーション運用代行サービス」の提供を通して、「アイル」はユーザーのシステムのライフサイクルに参加し、運用という立場からユーザーを支えていくことを目標としている。
同サービスの運用体制を構築していくことで、「アイル」がシステム全般の一次窓口になっていくだろうと鈴木氏は言う。
それによって、サーバーを含めユーザーにさまざまな提案をすることが可能となり、アライアンスを組んでいるSIerにも改善や今後の拡張の提案ができるようになる。
「ネットビジネスはスモールスタートで、ヒットするとトランザクションが急激に増加します。その場合システムを変えずにサーバーを増やすという対応が一般的ですが、大規模トランザクションを適正に処理するには、サーバーの台数や回線帯域の増設だけでは対処できない場合もあります。システムは開発のカットオーバーで終了するわけではありません。最初から、どこまで拡張の可能性があるのかを考え、運用を中心に据えたシステムを提案していく必要があります」(鈴木氏)
マネージドサービスは、サービスダウンの対応やサーバー、OSの変更といった作業にとどまるものではない。ユーザーのビジネス環境を預かり、トラブルなく運用していくことがサービスの目的だ。
「現在はサーバー運用のみの提供ですが、この新しいサービスの提供によって、お客様が望むスモールスタートの形を何パターンも提案できるようになるでしょう。構成や金額についても、お客様のニーズにあった提案が可能になります」(鈴木氏)
常に効率的なコスト削減と、安心できる運用を目指し、今後はSLAを強化してユーザーとの約束を実行するための組織力をより高めていくのが目的だという。
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6月30日、GMOホスティング&セキュリティは、「アイル」において、ソフトウエアやアプリケーションなどのSaaSやクラウド展開を希望するベンダーに対し、サーバーに関する知識がなくても安定したサービス基盤を提供する支援プログラム「SaaS・クラウドインキュベーションプログラム」を開始した。
「SaaS・クラウドインキュベーションプログラム」詳細ページ: http://managed.isle.jp/feature/saas.html
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