クラスキャット、IBM SoftLayer専用のCentOS 6.6対応インターネットサーバ管理ツールの新製品をマネージドクラウドサービスとして提供
クラスキャットは11月25日、侵入検知/防御(IDS/IPS)、改竄検知機能を標準装備したインターネットサーバ管理ツール「ClassCat Cute」シリーズのCentOS 6.6対応版新製品「ClassCat Cute Server Manager SoftLayer Edition v6.6」を、IBM SoftLayerクラウドのマネージドサービス「ClassCat Cute-as-a-Service」として2014年12月15日から提供開始することを発表した。SMB企業に利用しやすいマネージドサービスとして提供するとともに、OEMとしての販売も実施する。
「ClassCat Cute Server Manager SoftLayer Edition v6.6」は、オープンソース化されたCobalt RaQ550のLinuxサーバ管理ツールをベースにメールセキュリティ機能を大幅に強化し、侵入検知/防御(IDS/IPS)、改竄検知ソリューションをシームレスに統合した「ClassCat Cute」シリーズの最新ラインアップ製品。SoftLayerクラウド環境に最適化しCentOS 6.6(64bit:x86_64)に対応している。
新サービス「ClassCat Cute-as-a-Service」は、「ClassCat Cute Server Manager SoftLayer Edition v6.6」をSoftLayerマネージドサービスとして提供するサービス。本サービスの利用により、CentOS 6.6環境で、実践的なセキュリティ機能を装備したインターネットサーバをイニシャルコストなしに手軽に低コストで運用管理することができる。Cobalt RaQ550の操作性を継承し、マルチ仮想サイトの作成、運用が可能で、インターネットサーバとしての基本サービス(Web、Mail、DNS、SNMP、FTP、Telnet等)の運用管理を専門的な知識なしに行なうことができる。また、迷惑メール対策として必須機能である「25番ポートブロック(OP25B:Outbound Port 25 Blocking)」のサポートに加えて、SPAMフィルタ、SSL暗号化通信(STARTTLS、SMTPS、POP over SSL)などのメールセキュリティ機能も標準装備している。
「ClassCat Cute-as-a-Service」ではさらに、ホスト型の侵入検知/防御(IDS/IPS)、改竄検知ソリューションもシームレスに統合している。主な検知機能としては、侵入検知(IDS)、ファイル改竄検知(整合性チェック)、Rookit検知、ログファイルベースの異常検知などの機能があり、検知結果は全てアーカイブとして保存される。ホワイトリストの設定や問題の重要性に応じたメール通知も可能。侵入防御(IPS)機能においては、各種ブルートフォース攻撃、第三者中継などの外部からの攻撃をセッションを切断することにより防御することが可能。特にSSHやPOP/IMAPサーバへのブルートフォース攻撃に威力を発揮し、攻撃元のIPアドレスをパーマネントにブロックすることもできる。
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