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| 評価結果 | ||||||||||||||||||||
2種類の実験環境を用意し、環境A、環境Bとした。そしてその両方についてマイクロベンチマークとDBMSベンチマークで計測を行った。DBMSベンチマークとしてはDBT-3を使用し、実行手順は「DB層の評価」報告書に従った。環境Aと環境Bは、物理メモリ容量とハードディスクの回転速度以外はほぼ同じスペックとなっている。 表2に各測定環境の代表的なスペックを示す。詳しいスペックや評価結果、本記事に掲載していないOProfileによるボトルネック解析などについては報告書4.1「diskioの結果」を参照されたい。 | ||||||||||||||||||||
表2:環境Aと環境Bの代表的なスペック | ||||||||||||||||||||
| diskioの結果とDBT-3の結果の比較 | ||||||||||||||||||||
測定で得られたdiskioの結果を統計処理したものと、DBT-3の結果を表3に示す。diskioの結果は平均値で表し、単位はμsec(マイクロ秒)に直してある。DBT-3の結果は各テストにかかった時間をsec(秒)に直したものである。DBT-3実行時のPostgreSQLのWALの同期方式はfsyncを設定した。 | ||||||||||||||||||||
表3:diskioの結果とDBT-3(fsync)の結果 | ||||||||||||||||||||
表3の結果をグラフにプロットしたものが図3である。図のt1軸がdiskio fsyncの平均書き込み時間、t2軸がDBT-3の所要時間を表している。![]() 図3:diskio fsyncとDBT-3の結果比較 | ||||||||||||||||||||
表4:環境Aを1としたときの環境Bの測定結果(fsync) | ||||||||||||||||||||
| 表4から、DBT-3の各ベンチマーク結果とdiskio fsyncでは、共に環境Bの方が小さな値になっていることがわかる。それに対し、diskio asyncは環境Bの方が大きな値となっている。この事は、DBT-3ベンチマーク負荷をDB層にかけた場合のOS層に対して生じる負荷の中の一定の割合がfsync書き込みによるものであり、非同期書き込みであるasync書き込みによる負荷は相対的にOS層にとって小さい負荷であるためと考えられる。 図4にDBT-3の処理時間における内部要素の寄与の割合とdiskioの結果の割合との関係を示す。図中のその他には、joinなどのPostgreSQLプログラム中での演算などが含まれる。 ![]() 図4:DBT-3結果におけるfsync、asyncの寄与時間の割合 | ||||||||||||||||||||
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