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| 開発を効率よく行うには | ||||||||||
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Webアプリケーションを作成するには前回説明したようにPHPを使ってプログラムを書けばいいのですが、単純にプログラムを書くのだけでは開発効率が悪くなります。 これを改善するために存在するのが開発を支援する様々なソフトウェアで、これらを使うことで効率よく開発を行えます。開発支援ソフトウェアの多くは複数人での開発を想定していますが、1人で開発する場合でも非常に便利なので、ぜひ使ってみることをお勧めします。 開発を支援するソフトウェアでよく使用されるのが、「ソースコード管理」「Wiki」「BTS（バグトラッキングシステム）」の3つです。では、それぞれについて紹介していきます。 |
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| ソースコード管理 | ||||||||||
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ソースコード管理ツールとしてよく使用されるものに「CVS」と「Subversion」があります。CVSは古くから使用されているもので、もっとも使用されているソースコード管理ツールです。 CVSには機能的な問題がいろいろありましたが、アーキテクチャに問題があり、改善が難しい状況でした。そこでCVSの問題を解決すべく新しく登場したのがSubversionなのです。SubversionはCVSの問題を解決するとともに、安定した動作を行うことができます。 古くから存在するプロジェクトでは、未だにCVSを使っているところも多いのですが、最近のプロジェクトではソースコード管理としてSubversionを使うケースがほとんどになりました。これから開発をはじめるならSubversionを使用するとよいでしょう。 ソースコード管理ツールを使うと過去の履歴を辿ることが簡単にでき、他の開発者とソースコードの同期も簡単に行えるようになります。また、1人で開発している場合でも過去の履歴を辿ることができるのは非常に大きなメリットになります。 なおSubversionについては以下の連載を参考にしてください。 |
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| Wiki | ||||||||||
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WikiはWebブラウザから編集できるWebページのようなシステムです。Wikiオリジナルの記法によって、HTMLよりも簡単かつ手軽にWebページの更新を行うことができます。プロジェクトに関わる様々な情報はWikiを使うことで簡単に管理、共有することが可能になります。 Wikiシステムとしては、PHPで書かれた「Pukiwiki」というシステムがよく使われます。Wikiにはいろいろな言語による様々な実装がありますので、適宜好きなものを選択するといいでしょう。 Wikiについては以下の記事を参考にしてください。 |
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| BTS（バグトラッキングシステム） | ||||||||||
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BTSはその名の通り、バグを追跡するためのシステムとして開発されました。しかし現在では、案件や進捗の管理にも使用されています。 BTSでは細かい単位で案件やバグを登録していき、担当者や優先順を管理します。BTSを使用することで誰が何をやるべきなのかが明確になり、作業を効率よく行えるようになります。 BTSにもいろいろな実装がありますが、最近では「Trac」がもっとも広く使われています。TracはPythonで書かれたBTSで、BTSとしての機能だけでなくWikiの機能もあり、さらにSubversionのビューワーの機能も備えています。 これら3つの機能を連携することによって、BTSとして非常に使い勝手の良いものになっています。BTSおよびTracについては以下の記事を参考にしてください。 |
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