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| 真のSCMを実現する「Yantra」 | ||||||||||
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さらにYantra Platformには、アプリケーションを活用するための技術コンポーネントと各種機能が組み込まれている。これは、ミッションクリティカルな大容量環境で、堅牢かつ柔軟なサプライチェーンアプリケーション導入を目的に設計されているためだ。使用されているコンポーネントの多くは、BEAやIBMなどの企業から提供されたベスト・オブ・ブリード(注)の技術をもとに構築されており、必要に応じてこれらの技術をフル活用できる。
注:
ベスト・オブ・ブリード
システムを構築する際、同一ベンダ、同一アーキテクチャの製品、あるいはスイート製品を使うのではなく、各分野で最良のハードウェアやソフトウェアを選択し、その組み合わせでシステム構築を行うアプローチ このほかにも、ビジネスプロセスを再利用可能な簡単に修正できるエンドtoエンドのプロセスとして、コンポーネント型の管理を行えるという特徴がある。例えば管理者がビジネスプロセス・モデラーでプロセス図を作成するだけで、そのまま完全に実行可能な雛形としてプログラミングされる。 Yantra上で描いた絵・図は、即座に本番用として利用可能なプロセスとして生成され、ビジネスニーズに適合していることを保証される。これによって市場ニーズの変化に対して必要なプロセスの再定義までの時間を大幅に短縮し、リアルタイム性の高い真の意味でのSCMを構築することが可能なのである。 |
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| ビジネスプロセス管理の規格 | ||||||||||
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ここでビジネスプロセス管理(BPM)は、いくつかの規格が存在することを覚えておこう。主なBPMの規格としては以下のようなものがある。
表:主なBPMの規格
これらの言語を使用することで、プロセス定義を標準のフォーマット(ほとんどがXML)で定義・実行が可能となる。 これらの規格には、アクティビティフロー、順次および並列実行、条件付き分岐、従属型プロセスのメカニズムが定義されている。まだ普及しているとはいえない面もあり、実ビジネスに持ち込むにはもう少し成熟度が必要になるだろう。 ビジネスプロセス管理の規格に対してYantraは、企業の多様な統合ニーズに対応する優れた相互操作性を備えている。すべてのYantraサービスにおいてWebサービス、EJB、COM+、JMS(IBM MQ、BEA JMS)、MSMQ、フラットファイル、およびHTTP/HTTPSを使用してアクセスすることができる。 これは転送プロトコルに関わらず、同じXMLメッセージを使用してすべてのサービスにアクセスできる。つまりYantraのフォーマット変換機能を使用することで、必要に応じて別のデータ形式に変換可能なのだ。 既存の企業アプリケーションの多くは、トランザクションやアクションが「アプリケーションユーザインターフェースを使用して実行する」という前提のもとに作成されている。スターリングコマースは画面上に表示されるすべてのユーザ操作がサービスとして利用可能であるべきだというコンセプトを持っている。これによりデバイスに依存しない真のSOAが実現できるのだ。 スターリングコマースの「GUIよりも、まずサービスありき」という考え方は、アプリケーションをサービスとして設計するという基本的思考プロセスを意味している。そしてWebブラウザやPDA、リッチクライアント、その他のアプリケーションUI(CRMなど)、ポータルUIまたはリモートシステムなどのデリバリーチャネルで、用途に応じたサービスがフロントエンドとして提供される。 今回は、Yantraのコンセプトを述べた。次回はYantraが提供しているソリューションに関して紹介していこう。 |
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