|
||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 | ||||||||||||
| screen.xmlの詳細を検証 | ||||||||||||
|
続いてscreen-idで必要な画面IDリストの外部定義ファイルscreen.xmlを検証します。今回対象となる画面はestimate-searchですので、screen.xmlのEstimate-Search画面に該当する箇所を検証します。
<data>
Estimate-search画面はCX4.DEMO.SCREENパッケージにEstimateSearchScreenという名称で登録され、CX4の中ではestimate-searchというIDで宣言されていることがわかります。 |
||||||||||||
| 検索結果の表示の検証 | ||||||||||||
|
Menu画面の見積検索ボタンからEstimate-Search画面を表示する記述を検証するため、まずはCurlの統合開発環境IDEから、Menu画面のmenuScreen.scurlをVLEで開きます。 VLEは上に部品パレット、左にレイアウトツリー、真ん中にレイアウト、右にフォーカスのあたっているプロパティで構成されています。 図7ではレイアウトの領域にMenu画面を表示し、見積検索ボタンとそのプロパティを右に表示しています。プロパティ中央の枠内はCX4に対応する項目で、CX4をインストールしないと見えません。 では、Menu画面から画面遷移を行う処理を検証します。検証箇所はCX4で追加されたプロパティ項目です。 |
||||||||||||
| 画面遷移項目を検証 | ||||||||||||
|
この項目は見積検索ボタンが押された際、遷移する画面が「どの画面」で、「どこに」表示するかを指定します。 表示したい画面は見積検索画面ですので、「見積検索画面」の画面ID:Estimate-Search(screen.xmlの4)をcall-screen-idの値に入力します。画面を表示したい場所はcall-window-idの値に場所を入力します。今回は「main」が入ります。 |
||||||||||||
| フレームワーク項目を検証 | ||||||||||||
|
Create-argument-procは動的にフレームワークの引数を変更する際に値を入力します。今回はこの項目への更新は必要なく、初期値の「null」をそのまま使います。 これで、VLE内で画面遷移を行う際の記述箇所は終わりです。実際のソースコードを確認する場合は、create-argument-procの値枠の右側のボタンを押すとソースを見ることができます。 |
||||||||||||
| まとめ | ||||||||||||
|
このようにリッチクライアントフレームワーク「CX4」を使うことで、画面遷移の制御を簡単に作ることができます。今回は検証をしませんでしたが、データ接続に関しても同様のステップで機能を実装することができるCX4は、業務アプリケーションなど企業アプリケーションの開発で効果のあるフレームワークになります。 CX4に限らずシステム開発でフレームワークを採用するのは開発効率を高める有効な手段であり、自然な流れといえます。しかしながら、フレームワークありきでシステム設計を行うのではなく、構築するシステムの最終形を念頭におき、そのイメージに合ったフレームワークを採用することを忘れてはならないと考えます。 |
||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||


