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| Red Hat Enterprise Linux 5だけのアドバンテージ | ||||||||||
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繰り返しとなりますが、Xenはオープンソースソフトウェアです。ライセンスを守っていれば誰もが自由に製品の一部として取り込むことができます。このため、今後ほぼすべてのLinuxディストリビューションにXenが標準搭載されることでしょう。 すべてのLinuxディストリビューションがXenを搭載した場合、それぞれを差別化するポイントとして周辺ツールとの連携が重要になります。現時点でRed Hat社は、管理性と高可用性で差別化をはかるようです。 管理性の面では、従来から同社のRed Hat Networkで物理サーバを一元管理することができました。それが仮想マシンまで管理対象とすることが可能になっています。後に説明する「Virtual Machine Manager」も差別化要素の1つです。 また、高可用性の面では同社が持つ「Cluster Suite」や「Global File System」「Cluster Logical Volume Manager」とシームレスに連携し、Xen管理OS(Domain-0)側にアクシデントがあったとしてもダウンタイムを最小限に保つことができます(図1)。 さらに、Advanced Platformの場合は、サポートされるゲストOSが無制限であることも忘れてはいけないでしょう。 |
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| 標準搭載のXen管理ソフトウェア | ||||||||||
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Red Hat Enterprise Linux 5には「Virtual Machine Manager(コマンド名:virt-manager)」というXen管理ソフトウェアが標準で搭載されています。もちろん、GUIインターフェースを搭載しており、Xenを意識することなくゲストOSを操作できます(図2)。 また、CUIインターフェースの管理ソフトウェアとしては、従来の「xm」コマンドの他に「virsh」というスクリプト化に便利なツールが収録されています。 |
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| 次回は | ||||||||||
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今回はRed Hat Enterprise Linux 5の仮想化機能の概要についてお伝えしました。次回はRed Hat Enterprise Linux 5でXen環境を簡単にインストールする手順を紹介します。 |
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