TOP>キーパーソンインタビュー> Ruby IDEの目指すもの話者:CodeGear デビッド・インターシモーネ、シェルビー・サンダース2007/9/20前のページ 1 2Ruby IDEの目指すもの— 3rdRailの開発をはじめてから実行できるようになってきたこともきっかけになったのでしょう。形になるまで、どれくらいかかりましたか?サンダース氏:ようやく製品をリリースしたばかりですが、最初のアイデアが出たのが4年程前です。その時からRubyのプロダクトについて必要となるテクニックの話やプロトタイプなどを研究し、ようやく昨年後半頃から実際の開発に取り掛かっています。— Ruby IDEをMac OSにも対応させたのはなぜでしょうか?インターシモーネ氏:Ruby IDEの開発をはじめた当初は、元々Windowsが主要なプラットフォームと思っていました。ところがRailsのコミュニティに参加してみたところ、参加者の多数の人たちが使っているプラットフォームがMacだったのです。実際、先日開催されたRailsカンファレンスに行ったとき、おおよそ80%以上の参加者がMacBook(ノート型Mac)を使っていました。 この数字は製品の市場シェアの値とは全く異なりますが、トレンドとして一般的にAppleのラップトップが開発者のなかでは人気が出てきているようです。これはIntelのプロセッサを搭載したことで、MacでもWindowsもNativeに実行できるようになってきたことも、きっかけになったのでしょう。— Ruby以外に興味がある注目している言語はありますか?サンダース氏:いまはPythonの動きに注目しています。それ以外にもAdobeのActionScriptやApolloなどにも注目しています。また言語そのものではありませんが、最近はデュアルコアのCPUを搭載したPCがたくさん出てきていることもあり、こういったCPU環境を活かすための、既存の言語の拡張にも興味があります。— 3rdRailを使ってみることはできますか?インターシモーネ氏:はい、3rdRailのトライアル版は、すでにCodeGearのWebサイトからダウンロードできます。http://www.codegear.com/jp/downloads/free 皆さんもぜひダウンロードしてみてください。そして、今後さらによい製品になるようDevelopmentチームにフィードバックを寄せてください。— 最後に日本の開発者の方へメッセージをお願いしますインターシモーネ氏:最初にもお話しましたように、CodeGearは開発者にフォーカスしています。CodeGearはプラットフォーム、特定の製品やベンダー、OSなどに肩入れせず、開発者にフレンドリーな企業です。今後も皆さんの開発をWeb 2.0やダイナミックな言語に移行していく手伝いをしていきます。プログラミングは楽しいものです。私たちはそれを楽しくあり続けていただくために、よりよい開発環境を提供し続けていきます。CodeGear デベロッパーリレーションズ担当副社長兼チーフエバンジェリストデビッド・インターシモーネ(David Intersimone)1985年プロダクトサービスディレクターとしてボーランドに参画以来、言語・ツールの研修及び開発に従事。ボーランドに入社以前はSoftsel Computer Products Inc(現Merisel)のプロダクトサービスディレクターとして活躍。カルフォルニア州ポリテクニック大学サン・ルイス・オビスポ校でコンピュータサイエンス学士号を取得。CodeGear アーキテクトシェルビー・サンダース(Shelby Sanders)15年以上のソフトウェア開発経験を持ち、現在の製品開発に従事する以前にはJBuilderのJEEツールとアプリケーションサーバの統合機能の開発チームで活躍。現在カルフォルニア州スコッツバレーにて勤務し、3rdRailの開発に従事している。前のページ 1 2INDEX次世代の開発言語が織りなすCodeGearのIDEの将来像 CodeGearがRubyに注目する理由Ruby IDEの目指すもの