|
||||||||||
| 1 2 3 次のページ | ||||||||||
| PHPでWebアプリケーションを作る基礎を学ぼう | ||||||||||
|
この連載ではPHPの基礎から、基本的なアプリケーションを作成するまでの流れを解説していきます。全5回にわたって以下の項目について学んでいくことができますので「PHPをやり始めたばかりで何から手を付けたらいいのかわからない」という方は、この連載を読みながら実際にアプリケーションを作って一緒に学んでいきましょう。 この連載では以下の項目について解説します。
表1:この連載で解説するポイント これらはすべてPHPでアプリケーションを構築する上で必須となる知識です。自分で勉強すると大変なので、この連載を読みながら覚えてしまいましょう。 序盤はPHPが動く環境が手元にあれば問題ありませんが、後半の「MySQLとPHPの接続」以降ではMySQLが動作する環境が必要になります。レンタルサーバなどでMySQLが使用できない環境で開発している方は注意してください。 もしこの連載を読みながら、実際に自分でPHPとMySQLが動作する環境を構築してみようと考えているのならば、Webアプリケーション開発に必要なソフトやライブラリを一括でインストールしてくれる「XAMPP」が便利です。XAMPPの詳しい導入方法は下記の記事を参考にしてください。 |
||||||||||
| PHPスクリプトの基礎をおさらいする | ||||||||||
|
それでは第1回のスタートです。今回はアプリケーションの開発に入る前に必要な、PHPの基礎をまとめて学習します。最初からすべてを覚える必要はありません。自分でプログラムを書きながら徐々に使えるようになっていきましょう。 |
||||||||||
| PHPスクリプトのはじまりと終り<<?php〜?>> | ||||||||||
|
PHPのスクリプトは、<?php から ?>の内側にある部分がプログラムとして処理されます。そしてプログラムは常に上から下への流れで実行され、ファイルの終端で終了します。 PHPには、HTMLソースコードにPHPスクリプトを好きな部分に埋め込むことができるという大きな特徴があります。半角のスペースや改行は、いくつ入れていても問題ありません。ただし文字列やコメント以外の部分に、全角のスペースが入っているとプログラムが動作しなくなってしまうので注意してください。 もし「メモ帳」などのアプリケーションでプログラムを作っている方は、これを機に半角スペースや全角スペースの表示が区別できるエディタを使うことをお勧めします。プログラムに適したエディタとしては、秀丸エディタやTeraPadなどが有名です。 |
||||||||||
| 変数<$> | ||||||||||
|
PHPでは「$」記号の後ろに半角の英数字を結合した文字を変数として扱います。ただし、「$1hoge」のように、最初が数値ではじまる文字列は変数には使用できません。PHPの変数はCやJavaなどの言語と違い、型の指定をする必要がありません。 数値や文字列、真や偽といった値をすべて同じように変数に保存することができます。下の例では、「$a」「$b」「$answer」が変数です。「=」は変数に値を代入するという意味であり「等しい」という意味ではないので注意しましょう。 $x = 100; $y = 200; $z = 300; $answer = ($x + $y + $z) / 3; print ($answer); ?> 実行結果:200 変数は、プログラム内でどこでも定義することができます。すでに使用されている変数名で定義することもできますが、その場合は後から代入した値で上書きされます。 |
||||||||||
| コメント<//、#、/*> | ||||||||||
|
1つのアプリケーションでは、コードの行数を合計すると何千、何万行もの大きさになります。巨大なプログラムのすべてのコードを記憶しておくのは至難の業です。 そんなときのためにプログラムにはコメント文を書いておくことができます。コメントに書き込んだ文字はプログラムとして処理されることはないので、スクリプト内でも自由に文章を書き込むことができます。 コメントの書き方は以下の3種類です。
表2:コメントの書き方 後からコードをみても「何をしているプログラムなのか」わかるように、また他の人が自分のプログラムをみても理解しやすいようにコメントをつけるようにしましょう。 コメントのサンプルPHPスクリプト
<?php
|
||||||||||
|
1 2 3 次のページ |
||||||||||
|
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||

