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リッチクライアントを加速させるAjax開発環境「マスカット」の全貌
第4回:実践!マスカットアプリケーションの画面&イベント作成
著者:
NTTデータ 川田 洋平
2007/2/2
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動作確認
以上の設定でイベントの作成は完了です。最終的に生成されたイベント定義XMLを以下に示します。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
では「
第3回:実践!マスカットアプリケーションの画面作成
」の最後で行ったように動作確認をしてみましょう。
はじめに第3回の最後で触れたHTMLファイルの自動生成を行いましょう。パッケージ・エクスプローラーのHotelSearchプロジェクトを右クリックし、「新規 → その他」を選び、ダイアログボックス内で「Maskat → Maskat Html Container」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。ここで図12のように設定し、終了ボタンをクリックします。
図12:HTMLファイルの設定
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
するとプロジェクト内にHTMLファイルが生成されます。生成されたHTMLファイルを以下に示します。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
以上、先に示したレイアウト定義XMLとイベント定義XMLおよび上記のHTMLファイルを「
\webapps\maskat\contents」配下に格納し、Tomcatを起動してみましょう(図13)。
図13:作成した画面とイベントの確認
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
第3回との違いはイベント機能が備わっていることです。試しに「検索」ボタンをクリックしてください。通信エラーを示すダイアログボックスが表示されるはずです。これはサーバサイドのプログラムをまだ配置していないために表示されます。このことからイベント機能により通信が発生していることがわかります。
次回について
次回はサーバサイドプログラムを作成し、一通り動作するホテル検索アプリケーションを完成させます。是非ともご期待ください。
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著者プロフィール
株式会社NTTデータ 川田 洋平
技術開発本部 ソフトウェア工学推進センタ エキスパート
同社の研究開発部門にてWebシステムの研究開発に従事。マスカットの開発には初期から携わり、オープンソース化後はマスカットプロジェクトのプロジェクト運営委員会(PMC)およびコミッタとして活動を続けている。
INDEX
第4回:実践!マスカットアプリケーションの画面&イベント作成
Eclipse版IDEでの画面とイベントの作成
属性の設定
イベントについて
動作確認