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第３回：Rubricksコンポーネントの紹介
著者：アスタリクス 大西 正太 2006/12/21
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| 公式コンポーネントの紹介
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続いて、アドオンで追加できる公式コンポーネントを紹介していきます。コンポーネント管理機能を用いることで、これらのうち必要な機能だけをインストールすることが可能です。
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| BBS |
BBSコンポーネントは、ネット上での議論の場を提供することを目的とした機能です。図9のように書き込みは階層化して管理されます。また各BBSに管理グループを編成し、自治的な管理形態をとることもできます。
このような特徴から、大規模な掲示板や情報を細かく整理する必要のあるフォーラムなどへの適用が可能です。
図9：BBSコンポーネント （画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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| RSSリーダ |
RSSリーダコンポーネントは、RSSを配信しているWebサイトの記事を購読するための機能です。Webサイト全体で共有されるFeedと、個人別に登録するFeedを別々に管理することができます。したがって、以下の両シチュエーションに適用することが可能です。
- トップページにTickerブロックを配置するようなポータルスタイルの利用
- 個人ページ内に個人別Feedを登録する、Readerスタイルの利用
表2：RSSリーダコンポーネントの適用シチュエーション
図10：RSSリーダコンポーネント （画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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| Todo |
Todoコンポーネントは、個人のTodoタスクをドラッグ&ドロップスタイルで管理するための機能です。Rubricks本体で提供されるカレンダーとの連携や、完了予定日のメール通知などの機能を利用することで効率的かつ確実にTodoを管理することができます。
図11：Todoリストコンポーネント （画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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| ニュース |
ニュースコンポーネントは、サイトの「お知らせ情報」を公開をするための機能です。例えばサーバ停止のお知らせなど、多くの人にアナウンスするための情報を取り扱うことを想定しています。一般的にトップページにニュースブロックを配置して利用します。
ニュースコンポーネントはコンテンツ承認機能を持っており、ニュースコンテンツを登録した後、承認者が承認してはじめて公開するような設定をすることができます。したがって、影響範囲が大きいような公式アナウンスへ利用することも可能です。
図12：ニュースコンポーネント （画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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| 終わりに |
今回はRubricksコンポーネントの紹介をしてきました。おおよその雰囲気をつかんでいただけたでしょうか。
ここで紹介したもの以外にも、新規コンポーネントが開発されています。また今回は紹介していませんが、サードパーティ製のコンポーネントを探してインストールしてみてもよいでしょう。
次回はコンポーネント作成の手順について紹介します。
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著者プロフィール
株式会社アスタリクス 大西 正太
JavaEEフレームワークの設計構築や開発プロセス策定などの業務を経て、現在は新規ビジネス創生に携わる。Ruby on Rails上に構築したオープンソースのCMS「Rubricks」（http://rubricks.org/）のコミッタ。
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