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第4回:Rubricksコンポーネントの作成
著者:
アスタリクス 大西 正太
2007/1/15
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Rubricksコンポーネントの概要
前回はRubricksコンポーネントについて紹介しました。最終回の今回はコンポーネントの作成方法について解説します。なお今回の内容はRuby on Rails(以下、Rails)の開発知識を前提として解説していきます。Railsについて詳しく知りたい方は、連載「
Ruby on Rails入門
」などを参考にしてください。
Rubricksコンポーネント作成手順
Rubricksコンポーネントの開発は大まかに図1のようになります。
図1:コンポーネントの作成手順
まずジェネレータで雛形を自動生成し、Webブラウザからのアクセスを可能にします。そこからはWebブラウザで確認しながら、ソースファイルを補強していきます。動作が確認できたところで定義ファイルを作成し、ファイルを配布形式に変換して完了です。
コンポーネントの構成
コンポーネントの構成は図2のようになります。Rails開発者であれば、直感的にそれぞれのファイルの役割を把握できると思います。
図2:コンポーネントの構成
Rubricksコンポーネント開発とRails
Rubricksコンポーネントは内部的にRailsの「components」という仕組みを利用しています。またRailsにはソースコードの雛形を生成するジェネレータが付属しています。Rubricksではそのジェネレータにさらに機能を付加する形で開発を容易にしています。
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著者プロフィール
株式会社アスタリクス 大西 正太
JavaEEフレームワークの設計構築や開発プロセス策定などの業務を経て、現在は新規ビジネス創生に携わる。Ruby on Rails上に構築したオープンソースのCMS「Rubricks」(
http://rubricks.org/
)のコミッタ。
INDEX
第4回:Rubricksコンポーネントの作成
Rubricksコンポーネントの概要
サンプルコンポーネントの作成
2. Webブラウザで確認しながら実装
3. 定義情報の記述と配布物出力