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第3回:Rubricksコンポーネントの紹介
著者:
アスタリクス 大西 正太
2006/12/21
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はじめに
前回はRubricks本体のインストール手順について解説しました。第3回の今回はRubricksに新たな機能を追加できる各種コンポーネントの紹介をしていきます。
コンポーネントのインストール手順
Rubricksはコンポーネントという単位で機能の管理を行います。
各コンポーネントの紹介をする前に、コンポーネントのインストール手順について紹介しましょう。ここではBBSコンポーネントをインストールします。
rzipファイルのダウンロードと配置
Rubricksではrzipというファイル形式でコンポーネントが配布されています。公式コンポーネントのrzipファイルは、Rubricks本体と同じ場所からダウンロードすることが可能です。
下記URLからbbs-x.x.x.zipをダウンロードしてください(x.x.xの部分はバージョン名です。最新のものを利用することをお勧めします)。
Rubyforge: Rubricks: ファイルリスト
http://rubyforge.org/frs/?group_id=1494
図1:rzipファイルのダウンロード
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
ダウンロードしたzipファイルの中に、rzipが含まれています。これを展開して「bbs.rzip」を確認してください。
rzipファイルは「RAILS_ROOT/install」フォルダに配置します。RAILS_ROOTはrailsをインストールしたフォルダです。前回の連載の通りにRubricksをインストールした場合は、「C:\tool\rubricks\install」となります。この位置にrzipファイルを配置することで、Rubricksのコンポーネントインストール機能が認識できるようになります。
インストールの実施
それではRubricksを起動し、管理者権限のあるユーザでログインしてください(デフォルトではアカウント名「admin」、パスワード「pass」でログインできる管理者ユーザが準備されています)。
ログインした後、システムコンポーネント(メニューにある歯車のようなアイコン)の「コンポーネント管理」ページを開きます。このページの「インストール」ボタンをクリックすると、先ほど配置したrzipファイルが一覧に表示されるので、それを選択して「送信」ボタンを押します。
図2:インストール対象コンポーネントの選択
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
次にコンポーネントの概要を確認して、問題なければ「インストール」ボタンを押してください。
図3:コンポーネントインストールの実施
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
以上でインストールが完了です。メニューにBBSのアイコンが追加されたことを確認してください。
なお、インストールされた直後は管理者グループだけがインストールしたコンポーネントにアクセスすることができます。他のユーザからもアクセス可能にするには、後述する「グループ管理」で適切な権限を設定する必要です。
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著者プロフィール
株式会社アスタリクス 大西 正太
JavaEEフレームワークの設計構築や開発プロセス策定などの業務を経て、現在は新規ビジネス創生に携わる。Ruby on Rails上に構築したオープンソースのCMS「Rubricks」(
http://rubricks.org/
)のコミッタ。
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はじめに
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