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| ユーザ自身の手によりビジネスプロセスの記述ができるYantra | ||||||||||
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Yantraの大きな特徴は、ユーザ自身の手によりビジネスプロセスの記述ができることだ。一般的な業務アプリケーションの場合、プロセスを追加する際、プログラミングが必要なことが多い。しかしYantraビジネスプロセスプラットフォームでは用意されたプロセスモデリングツールを利用して、用意されたイベントをパイプラインでつないでいくことで新たなビジネスプロセスを容易に完成させることができる。 このようなプロセスモデリングツールは、システムを設計時によく利用されるが、多くの場合プロセスを図化したものが多く、実際にはイベントや処理の内容についてプログラミングを要することがあった。 Yantraでは業種によって必要とされる標準的なイベントや処理のプログラムモジュールがあらかじめ用意されている。これはスターリングコマースが有する膨大な事例を元にして作られたものだという。独自システムとの連携なども必要になる時は、その部分だけをプログラミングすればよいのだ。 このようなプロセスモデリングツールがあることで、大掛かりなシステム開発を必要とせず、ビジネスプロセスの記述により、ビジネスの変化に対応していける。例えば、販売チャネルの多様化ということ1つ取っても、直営店、フランチャイズ、インターネット、メールオーダー、電話でのオーダーといったマルチチャンネルを統合化することができる。 それもここでは単に統合するだけでなく、エンドユーザのリクエストに応じてインターネットのWebサイト上でオーダーを受注し、決済はクレジットカードで行い、商品の受け取りは指定した店舗でといった、今までのチャネルごとに分断されたSCMでは実現不可能なことも短期間でビジネスプロセスを記述して作り上げることができるのだ。 |
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| 分散オーダー管理で理想のパーフェクトオーダーを実現する | ||||||||||
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サプライチェーンなどのビジネスにおいて、「パーフェクトオーダー」と呼ばれる完全・正確・時間どおりに完全な状態のオーダーは理想である。ある調査によれば、パーフェクトオーダーの履行が10%改善すると営業利益は3%改善し、総資産利益率(ROA)が5%改善するという驚くべき分析がでている。 しかし誰もがわかるようにパーフェクトオーダーというものはあくまでも理想論であり、すべてのオーダーを完璧に行うことは非常に難しい。顧客の意向や原材料、部品などの納入状況、在庫状況などにより、パーフェクトオーダーを実現できるパーセンテージは左右されてしまう。 しかしYantraでは原材料や部品の調達から製造、在庫、物流、販売にいたる分野をカバーすることで、サプライチェーン全体でパーフェクトオーダーを可能な限り実現するための「分散オーダー管理(ディストリビューションオーダーマネージメント)」というモジュールが用意されている。 この分散オーダー管理は、複雑なオーダーフルフィルメント(注1)プロセスをわかりやすくし、どの時点においても適切な時期に、何を購入/調達/製造/再割り当てをするかを把握できるものだ。 ![]() 図6:分散オーダー管理の導入効果 このほかにも分散オーダー管理により、突発的なイベントの検出や在庫切れ、製造遅延、出荷ミスなどの状況をマイナスの影響を回避するために適切な時期に可視化する。事前警告により即座にバックアッププランを実行でき、配送スケジュールに間に合わせることができる。 |
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