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| zoneファイルの作成 | ||||||||||
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それでは「/var/named/chroot/var/named」の下に、「name.conf」で指定した「XX.zoneファイル」を作成します。SOAレコードにはzoneの代表のマスタDNSサーバの情報などが記述されます。NSにDNSサーバを指定し、Aレコードにホスト名とそれに対応したIPアドレスを記述していきます。例えば「www」と指定すると、「192.168.11.11にはwww.XX.co.jp」といったドメイン名を指定できます。このファイルでは「ホスト名 → IPアドレス」の対応を定義しています。これを正引きといいます。
$TTL 86400
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| revファイルの作成 | ||||||||||
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次に「/var/named/chroot/var/named」の下に、「name.conf」で指定した「XX.revファイル」を作成します。このファイルは「IPアドレス→ホスト名」の対応を定義しています。これを逆引きといいます。ここではPTRレコードを使用し、下記のようにIN PTRにサーバを指定してください。また最後に必ずピリオド付けることを忘れないようにしてください。
$TTL 86400
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| 動作確認 | ||||||||||
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ここまできたら、次にDNSサーバを再起動し「dig」コマンドで動作テストを行います。また「zone」ファイルと「name.conf」はチェックするためのコマンド「namd-checkconf」「named-checkzone」が用意されていますので、これを使います。
# /etc/init.d/named start
コマンドに対する返答のANSWER SECTIONにレコードに設定した内容が返っていれば正しく設定されていることが確認できます。下に内容を確認したものを例として掲載しています。
; <<>> DiG 9.2.4 <<>> 192.168.11.11 www.XX.co.jp a
以上で実行環境の準備が整いました。次回は構築したインターネットサーバに「PHPgroupware」のインストール設定を行い、イントラネットサーバとして活用してみましょう。 |
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