第9回：採用前から採用後までをつなげる「採用奉行」 (2/3)

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第９回：採用前から採用後までをつなげる「採用奉行」
編者：シンクイット編集部
協力：オービックビジネスコンサルタント 2007/10/31

採用支援システム　採用奉行の特徴

採用奉行は今の時代にあった応募者の管理を行い、採用業務の効率化をはかるために以下の特徴を備えている（図2）。

図2：採用奉行の概念図
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）

ターゲットに合わせた製品を提供: 応募者の種類に応じた「中途採用編」と「パート・アルバイト編」の2つの製品を提供。
携帯電話に対応: 求職活動を行う人にとって欠かすことのできない携帯電話からの応募に対応することで、企業へのエントリーのしやすさを提供する。さらにパート・アルバイト編では、企業担当者側も携帯電話から応募者情報の閲覧や選考管理を行える。
他製品との連携: 応募者情報の出力を行うことで、入社が決まった応募者の情報を他の人事管理システムに取り込むことが可能。採用奉行は人事奉行の汎用データ受入のフォーマットに対応しているので、応募者の情報を簡単に移行して総合的な人事管理システムとして発展できる。

表2：採用奉行の特徴

採用奉行の主な機能

上記の特徴を実現するため、採用奉行では次のような機能を用意している。

応募者情報の一元管理

多種多用な求人媒体に求人広告を出した際に、それぞれの媒体を通じて送付されてくるさまざまな形式の応募者データを一元管理することができる。応募者データは同じ形式で保存されるため、情報の出しやすさ／見やすさが実現でき、採用活動を効率的に進めることが可能だ。

選考の進捗管理

利用する企業独自の選考プロセスに従った、選考の進捗管理が可能。1つの選考段階ごとにデータを保存できるため、その時々の情報を登録し、採用担当者間で選考情報の共有を簡単に行える（図3）。

図3：選考の進捗管理画面
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）

採用ホームページ

インターネットの普及により、企業の採用に特化したWebサイト／Webページの存在が重要になってきている。このため、採用奉行ではWebサイト／Webページの作成知識がない担当者でも、簡単な操作によってホームページの作成を行える機能を提供する（図4）。

図4：採用奉行で作成した求人リスト
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）

どこで使える、そのSaaS？
第1回	グループウェア「サイボウズ Office」をSaaSで使う
第2回	多数のアプリケーションを無償で提供「ネクストワイズ」
第3回	カスタマイズやアプリケーション構築が可能な「Salesforce」
第4回	小さくはじめて大きく育てる「SugarASP」
第5回	Human Resource Management SaaS「Lacrasio」
第6回	プラットフォーム上でアプリケーションを提供「Bizca」
第7回	SNSを中核としたWebツール「Social Tool Mart」
第8回	「KitASP Service Delivery Network」
第9回	採用前から採用後までをつなげる「採用奉行」

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