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| インターネットサーバとイントラネットサーバ | ||||||||||
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前回までCentOSのインストールやコマンドによる操作の基本を説明してきました。今回から実際にインターネットサーバとして利用するための方法を紹介します。本特集では1回目はインターネットサーバとしてよく利用されるFTPサーバとDNSサーバを構築し、2回目では同サーバにグループウェアを導入して、イントラネットサーバとして利用する方法を紹介します。 インターネットサーバとは、インターネットでサービス提供をするために必要となるサーバの総称であり、インターネットに接続してサービスを提供するものです。また、そのサーバをローカルエリアネットワーク内で使用すればイントラネットサーバとしての機能を果たします。つまり外部との接続があるかないかによりインターネットサーバとイントラネットサーバが区別されます。 |
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| インターネット/イントラネットサーバの種類 | ||||||||||
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インターネット/イントラネットでサービスの提供をするために必要となるサーバとして「Webサーバ」「FTPサーバ」「DNSサーバ」「Mailサーバ」「Proxyサーバ」などがあります。まず、それぞれのサーバの機能について簡単に触れてみたいと思います。 |
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| Webサーバ | ||||||||||
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特定のディレクトリを公開し、Webブラウザ上で文章や画像を閲覧できるようにするサーバです。このサーバを動作させることによって、不特定多数のユーザがWebページを閲覧することが可能となります。 |
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| FTPサーバ | ||||||||||
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FTPとはネットワーク経由でファイルを転送するためのプロトコル(File Transfer Protocol)です。インターネット上にあるサーバから、ファイルをダウンロードする際、サーバ上で起動してファイル転送を可能にします。ファイルをダウンロードする際には、FTPクライアントソフトがあると便利です。 |
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| DNSサーバ | ||||||||||
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DNSはインターネットに必要不可欠なものです。DNSがない場合は、インターネットにアクセスする際には「216.206.77.64」のように数字を入力しなければWebページを表示できず、大変わかりにくいものです。そこで使いやすくわかりやすいように、「www.thinkit.co.jp」といったドメイン名と「216.206.77.64」のようなIPアドレスを結びつけてくれるのがDNSです。 DNSサーバはサーバ自身が持っている情報によってドメイン名とIPアドレスを結びつけますが、もしサーバの情報では解決できない時には「.(ルートDNS)」に問い合わせ、ドメイン名をIPアドレスに結び付けるような処理を行っています。 |
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| Mailサーバ | ||||||||||
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電子メールの送受信を行うためのサーバです。これを動作させることによりユーザにメールアドレスを配付することが可能となります。 |
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| Proxyサーバ | ||||||||||
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「プロキシ(代理)」という名前の通り、クライアントからサーバへのアクセスを代行するサービスのことで、中・大規模なLANでよく使用されます。プロキシサーバはクライアントがインターネット上のサービスを受けるにあたって、出入口の役割を果たすことから「アプリケーションゲートウェイ」とも呼ばれています。 |
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