半日で業務アプリケーションが開発できる!(後編)
2007年9月7日(金)
アプリケーションの実行
以上でアプリケーションの作成は完了です。メニューから「実行 → 実行」を選択するか、またはF9キーを押してアプリケーションを実行させてください。マスターのテーブルのデータに関連付けられた詳細テーブルのデータが 表示されることを確かめることができます(図13)。
今回のマスター/詳細データを表示するアプリケーションの開発では、ビジュアル操作だけで、1行もコードを書かなかったことがおわかりいただけたで しょうか。このようなビジュアル操作だけで、簡単に高度なデータベースアプリケーションを作成できるのが、Delphiが高い生産性を実現できる理由なの です。
もちろん、もっと複雑なアプリケーションにカスタマイズしたり、独自の処理を追加したい場合には、コードを記述したり、他のプロパティを設定するこ とで対応できます。その場合でも、現在のビジュアル開発の生産性を損うことはなく、あくまでも、ビジュアル開発の延長として、カスタマイズを行うことがで きるのです。
Delphiを入手しよう!
Delphiの最新バージョンは、Windows Vistaに対応した「Delphi 2007 for Win32」です。「for Win32」の名前が示す通り、Win32ネイティブの高速なアプリケーションをすばやく開発できます。
この開発環境のトライアル版は、現在、以下のURLからダウンロードできます。
InterBase 2007のトライアル、または開発用の無償バージョンは、現在、以下の URLからダウンロードできます。
ぜひ皆さんもDelphiのビジュアル操作によるアプリケーション開発のすごさを体験してみてください。
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