マーズフラッグ、フジテレビジョンがMARS FINDERを導入したと発表
検索エンジン見える化MARS FLAG
2007/9/5 11:00
キャプチャ画像に電子透かしを埋め込み不正使用を防止
マーズフラッグは9月3日、同社のサイト内検索エンジン「MARS FINDER」がフジテレビジョンのWebサイトに採用されたと発表した。運用開始は9月5日からとのことだ。
フジテレビジョンのWebページは人気投票で7年連続メディアNo.1を獲得しており、「デジタルコンテンツファクトリー」を掲げる同社の情報発信に大きく寄与しているとのこと。今回フジテレビジョンでは「MF-Enterprise」を導入し、検索結果の見える化および放送中の番組との連携による検索順位の最適化を実現しているという。
さらに、メディア・コンテンツ産業において課題とされている画像の不正な二次使用に対しての防護策として、新たにキャプチャ画像に電子透かしを埋め込む技術を投入したとのことだ。
今回導入されたMARS FINDERの新機能は以下の通り。
- 電子透かしを埋め込んだキャプチャ画像を、検索結果に表示
- 放送中の番組と連携して、検索結果の順位を最適化
- 任意の検索キーワードでの検索結果の順位指定
- PC用サイト/ブログ/モバイルサイトをコンテンツごとに検索する機能
- 第2検索キーワードのログ解析機能
またマーズフラッグでは、すでに同社のMARS FINDERを導入している本田技研工業のWebサイトにおいても、サイト内検索時に検索結果を多数表示し、情報検索の容易さを強化する「タイル表示」を追加したことを発表した。これにより検索結果の多数表示が可能となり、情報の一覧性が高まることで情報検索をさらに楽しく、かつ容易に行えるようになったという。
今後も同社は、検索の枠を超えた発想で独自のエンターテインメント性をサイト内検索に付加し、企業のWebページの価値向上や充実に貢献していくとのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)