Canonical、ディスプレイサーバー「Mir 2.18.0」リリース

2024年9月21日(土)
 Canonicalは9月17日(現地時間)、ディスプレイサーバ「Mir 2.18.0」をリリースした。

 Mirは、X Window Systemの次の世代のサーバとして開発されたディスプレイサーバ。デスクトップのほか、組み込み用途やIoTなどの利用も想定して構築されている。高速、軽量、安全を謳い文句としており、GTK3/4、Qt5、SDL2などでMir対応のアプリケーションが作成できる。なお、メインプロトコルにはWaylandが採用されている。

 「Mir 2.18.0」では、Waylandサーバーサイドデコレーションなどに関するいくつかの新機能が搭載されるなどの機能強化のほか、不具合の修正が複数施されている。

   「Mir 2.18.0」は、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Mir Display server
GitHub

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています