Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表

2024年11月21日(木)
 Fortinetは、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンを観測したとして注意喚起を発表した。

 このフィッシングキャンペーンは、Microsoft Officeの脆弱性「CVE-2017-0199」を悪用したもの。このキャンペーンでは、脆弱性を悪用し、HTAファイルをダウンロードして受信者のデバイス上で実行する。そして最終的には、被害者のコンピュータを完全にリモート制御してしまう危険もあるという。

 脆弱性は古いものだが、脆弱性を放置しているユーザは少なくなく、該当する攻撃を受ける危険のあるユーザは相当数いると考えられるとして同社は注意喚起を発表している。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
注意喚起本文

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る