AMD、Zenアーキテクチャを採用したデータセンター・サーバ向けCPU「EPYC」シリーズを正式発表
2017年6月22日(木)
AMDは6月20日(現地時間)、Zenアーキテクチャを採用するデータセンター・サーバ向けCPU「EPYC」シリーズを正式発表した。
今回発表された「EPYC 7000」は、個人向けアーキテクチャCPU「Ryzen 7」と同じダイを4個、MCM(Multi Chip Module)の形で搭載したサーバ向けプロセッサ。2ソケット構成も可能で、高い拡張性が実現されている。また、リソースバランスの最適化により、あらゆる用途に適した規模のコンピューティングを実現したほか、半導体レベルに組み込まれたデータセキュリティも実現した。
性能としては、データセンター市場で一般的なGCC-02 v6.3コンパイラのベンチマークなどで、2プロセッサ環境において価格性能比で40%以上の性能向上を記録したとしている。
初期版となる「EPYC 7000」は、2Pプロセッサが9製品、シングルプロセッサが3製品投入される予定。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
製品情報
その他のニュース
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
- 2024/11/19 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/18 Linuxカーネル「Linux 6.12」リリース
- 2024/11/18 「Docker Desktop 4.35」リリース
- 2024/11/17 「GCC 15」におけるC言語のデフォルトバージョンをC23に移行
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- AMDがAI PC向けCPU「Ryzen Pro 8040/8000」シリーズを発表
- AMD、ARMベースCPUと開発プラットフォームを発表
- Googleの「Android Emulator」がAMDのCPUと「Hyper-V」をサポート
- 現代PCの基礎知識(1):プロセッサにまつわるアレやコレ
- Armのサーバ向けCPU「Neoverse V1」「Neoverse N2」を発表
- Xeon初のSoC、マイクロサーバー向けプロセッサのアーキテクチャ(前)
- Intel、AMD、ARMなど多数のCPUに脆弱性、大多数のデバイスに影響
- Intel、第8世代Core iプロセッサ「Kaby Lake-G」シリーズを発表
- Windows 11でLinuxを使う:Windows Subsystem for Linux 2の設定
- 「FreeBSD 13.4-RELEASE」リリース