NTTデータ先端技術、システム構築や設定変更の自動化を効率的に実施するためのオーケストレーションフレームワーク「Cloudify」の取り扱いを開始
2017年12月9日(土)
NTTデータ先端技術は12月6日、システム構築や設定変更の自動化を効率的に実施するためのオーケストレーションフレームワーク「Cloudify」の取り扱いを開始すると発表した。
「Cloudify」はCloudify Platformによって開発されたオープンソースのクラウドオーケストレーションフレームワーク。企業が管理するオンプレミスの多様なサーバやネットワーク装置に加え、複数クラウドも一括で制御することで、システム構築や設定変更の自動化が期待されるという。
今回取り扱いを開始するCloudifyの特徴は、「インストールや設定といった初期段階だけでなく、デプロイメント後の設定変更やリソースの追加などにも追従可能」、「TOSCAに準拠したモデルで記述され、特定のクラウドやネットワーク機器に依存しない形での表現が可能」、「クラウド(OpenStackやAWS)、インフラストラクチャー(VMwareやDocker)、ネットワーク装置(Netconf)、ツール(ChefやPuppet、SSHまで)を制御するためのプラグイン」、「独自スクリプトや独自プラグインの実装も容易」となっている。
Cloudifyを用いることで、制御対象となるクラウド基盤やネットワーク装置の機能が抽象化されるため、機器更改や変更によるシステム改修が抑えられ、運用管理システムを低コストで維持することが可能になる。また、シナリオに従ったシステム基盤全体の制御が可能になるため、運用コストの削減、短時間でのシステム設定変更が実現できるとしている。
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(川原 龍人/びぎねっと)
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