米Red Hatは10月30日(現地時間)、同社の企業向け Linux OSの最新版、「Red Hat Enterprise Linux 7.6」の提供を開始した。最新系列「Red Hat Enterprise Linux 7」の最新版となる。
「Red Hat Enterprise Linux 7.6」は、2018年4月に提供された「Red Hat Enterprise Linux 7.5」のアップデートリリースに当たる。「Red Hat Enterprise Linux 7.6」では、Red Hat Enterprise LinuxのコンテナOS化を推進するツールキット「Podman(Pod Manager)」の導入など仮想化関係の機能に数多くの機能強化が施されている。その他にも、「eBPF(extended Berkeley Packet Filter)」が採用されモニタリングが強化されるなど、多くのアップデートが図られるなど、複数の機能強化が施されている。一方、「Red Hat Enterprise Linux 7.6」からは「KDE Plasma Workspaces (KDE)」を非推奨扱いに変更し、今後のリリースではKDEはサポートしないとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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