F5 Networks、「NGINX」の買収を発表
2019年3月14日(木)
F5 Networksは3月11日(現地時間)、「NGINX」の買収を発表した。「NGINX」は、同名のWebサーバソフトウェア「NGINX」の開発元。
「F5 Networks」は、ネットワークセキュリティ・負荷分散・クラウドサービスなどの技術開発に当たっている企業。Webサーバソフトウェア「NGINX」は高速処理を特徴としたオープンソースのWebサーバで、コミュニティ版のほかに有償版も提供されている。
「F5 Networks」は、NGINXを買収したことにより、クラウドのアプリケーションサービスの強化を図る。NGINXと従来の同社の扱ってきた技術を組み合わせることによって、エンドツーエンドのアプリケーションサービスの提供を目指す。また、NGINXそのものの開発も引き継ぐ。
(川原 龍人/びぎねっと)
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- CNDT 2020にNGINXのアーキテクトが登壇。NGINX Ingress ControllerとそのWAF機能を紹介
- サイオステクノロジーがNginxの商用版「NGINX Plus」の国内販売を発表
- コンテナ領域で存在感を強めるNGINX、OpenShiftとの親和性でKubernetes本番環境のセキュリティや可用性を追求
- AntuitのチームがNginxの脆弱性を悪用する攻撃の予兆を検知、注意喚起レポートを発表
- F5とNGINXの組み合わせで、サービス公開をよりセキュアに。Kubernetes Ingress Controllerを活用してセキュリティ、可用性、パフォーマンスを実現
- KDDIとDelta Networks、最大3.2テラビットのパケット転送が可能なOSSを活用したルーターの開発を発表
- NGINX、アプリケーションパフォーマンス監視ツール「NGINX Amplify」のパブリックベータ版を公開
- オープンソース統合監視ソフト「ZABBIX 4.4」リリース
- Preferred Networks、オープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」・汎用配列計算ライブラリ「CuPy」の最新版リリース
- Preferred Networks、オープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」・汎用配列計算ライブラリ「CuPy」の最新版リリース