慶應義塾大学の研究室とYahoo! JAPANがAIを活用した最適なプッシュ通知の技術を発表
2019年8月16日(金)
慶應義塾大学環境情報学部の中澤仁教授の研究室は8月8日、Yahoo!Japanとの共同研究の成果として、アプリのプッシュ通知においてAI(人工知能)を活用して最適なプッシュ通知を最適なタイミングで出力する技術を開発したと発表した。
今回発表された技術は、慶應義塾大学の中澤仁教授の研究室に所属する大越匡特任准教授らとYahoo! JAPAN研究所の共同研究として進められた技術。スマートフォンのセンサーデータと機械学習技術を利用し、スマートフォンのプッシュ通知を開封しやすいタイミングを推定する。タイミングを計ることによってユーザの心理負荷が下がり、プッシュ通知が開封されやすくなるという。
研究を通して推定されたタイミングをベースに、Android版「Yahoo! JAPAN」アプリで効果を検証したところ、最大60%以上の開封率向上効果を得ることができたとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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