メール転送エージェント「exim 4.92.3」リリース
2019年10月2日(水)
メール転送エージェント「exim」の最新版「exim 4.93.2」が9月29日(現地時間)、リリースされた。
「exim 4.92.3」は、ヒープバッファオーバーフローを引き起こす可能性のある脆弱性(CVE-2019-16928)が修正されたセキュリティリリース。この脆弱性を悪用されると、eximのクラッシュを引き起こす危険がある。この脆弱性はexim 4.92から4.92.2に存在するため、「exim 4.92.3」のリリースをもって「4.92~4.92.2」は利用不可となる。ユーザはアップデートが必要となる。
「exim 4.92.3」はWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
公式サイト
その他のニュース
- 2025/1/15 ファイル同期ユーティリティ「rsync 3.4.0」リリース、脆弱性の修正
- 2025/1/14 「MX Linux 23.5」リリース
- 2025/1/14 「OpenZFS 2.3.0」リリース
- 2025/1/13 3Dデータ処理ライブラリ集「Open3D 0.19」リリース
- 2025/1/13 バージョン管理システム「Git 2.48.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- メール転送エージェント「exim 4.92.3」リリース
- メール転送エージェント「Exim」に脆弱性、修正版が公開
- Dnsmasqに複数の脆弱性
- メール振り分けツール「procmail」にヒープバッファオーバフローの脆弱性
- メール振り分けツール「procmail」にヒープバッファオーバフローの脆弱性
- メールクライアント「exim」に脆弱性、修正版が公開
- Linuxカーネルにバッファオーバフローの脆弱性
- 「OpenSSL 1.1.1、1.0.2」にバッファオーバーフローの危険がある脆弱性
- JPCERT/CC、「OpenSSL 1.1.1k」以前に存在する脆弱性について注意喚起
- JPCERT/CC、「OpenSSL 1.1.1k」以前に存在する脆弱性について注意喚起