WindRiver、5G向けクラウド基盤「WindRiver Studio」を発表 組み込みOSから事業領域を拡大
2021年3月22日(月)
WindRiverは、5G向けエッジコンピューティングプラットフォーム「WindRiver Studio」の提供を開始した。
「WindRiver Studio」は、ミッションクリティカルな産業用途に対応できるエッジ向けのソフトウェアプラットフォーム。米国の携帯電話事業者・ベライゾンで5Gの仮想化ネットワーク構築の基盤として利用された実績をもつ。アプリケーション実行やインフラの管理を行う「Operator Capabilities」と、開発ワークフローを管理する「Developer Capabilities」の2つの要素から構成されている。
「WindRiver Studio」では、低遅延のIT基盤を構築でき、かつAWなどのパブリッククラウド、OpenStackやVMware vSphereなどで構築したプライベートクラウド、Kubernetesのコンテナ環境などを包括的に管理・運用することができる。製造ライン上のロボットの制御、複数のセンサーやカメラを使用する管理などが要求される産業用途での採用を目指すとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
WindRiver Studio
その他のニュース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- エクセルソフト、ドライバ開発ツール「WinDriver v12.40」リリース
- エクセルソフト、ドライバ開発ツール「WinDriver v12.40」リリース
- エクセルソフト、ドライバ開発ツール「WinDriver v14.10」リリース
- SUSE、プライベートクラウドソリューション「SUSE Cloud」に高可用性機能を提供
- エクセルソフト、ARMベースのSoC向け組み込みソフト開発環境「ARM Development Studio 2021.1」を発売開始
- エクセルソフト、ドライバ開発ツール「WinDriver v12.60」リリース
- エクセルソフト、ドライバ開発ツール「WinDriver v12.50」リリース
- サーバー仮想化最新技術Citrix XenServer 5.6
- エクセルソフト、デバイスドライバ開発ツール「WinDriver 12.80」を発表
- エクセルソフト、デバイスドライバ開発ツール「WinDriver 14.70」を発表