Linux Foundation、オープンソースソフトウェアの署名サービス「Sigstore」のプロジェクトを発表
2021年3月21日(日)
Linux Foundationは3月9日(現地時間)、オープンソースソフトウェアの証明サービス「Sigstore」のプロジェクト活動開始を発表した。
「Sigstore」は、x.509 PKIとTransparency Logs(透明性のあるログ)を組み合わせたソフトウェア署名サービス。Sigstoreを利用すると、リリースファイルなどにソフトウェアアーティファクトへの署名を行うことができる。これにより、ソフトウェアメンテナーの署名とユーザの確認を容易にし、ソフトウェアサプライチェーンのセキュリティを強化する。
「Sigstore」のプロジェクトはGoogle、Red Hat、パデュー大学が設立メンバーとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
sigstore.dev
その他のニュース
- 2024/11/28 デスクトップ環境向けLinuxディストリビューション「elementary OS 8(Circe)」リリース
- 2024/11/26 「Wine 9.22.0」リリース
- 2024/11/26 AndroidをPCからリモートで操作できるツール「scrcpy 3.0」リリース
- 2024/11/25 オープンソースの3Dコンテンツ作成ツール「Blender 4.3」リリース
- 2024/11/24 Mesa 3D の最新版「Mesa 24.3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 「KubeCon NA 2022」 から、ソフトウェアへの署名を行う「Sigstore」のプレカンファレンスを紹介
- OpenSSFが2023年におけるOpenSSFコミュニティの活動と、その成果を公開した「2023 アニュアルレポート」を公開
- LFとOpenSSF、OSSのセキュリティを向上させる具体的な計画を日本で発表
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェア開発を支援する新しいプラットフォーム「CommunityBridge」を発表
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェア開発を支援する新しいプラットフォーム「CommunityBridge」を発表
- SigstoreコミュニティがGAを発表、OSSのベストプラクティスを学べる新トレーニング「オープンソース管理と戦略」日本語版をリリース
- オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化に取り組むLinux Foundationの組織「OpenSSF」が活動開始
- The Linux Foundation、企業がオープンソースソフトウェアを最大限に活用するためのガイド「Open Source Guides for the Enterprise」を発表
- LFとOpenSSFがオープンソースのセキュリティに関する会議「Open Source Software Security Summit II」を開催、ほか
- Open Source Summit NA 2022開催。Googleが解説する持続可能な信頼できるOSSのためのキュレーターとは?