サイバートラスト、クラウド環境の高可用性を実現するクラスタリングソフトウェアの最新版を提供開始
サイバートラストは9月9日、高可用性クラスタリングソフトウェア「MIRACLE CLUSTERPRO X 4.3」を販売開始した。シングルサーバーの可用性向上を実現する「MIRACLE LINUX V7 HA」最新版も同時に販売開始される。
「MIRACLE CLUSTERPRO X」は、システムの障害を監視し、障害発生時には健全なサーバに業務を引き継ぎ、高可用性を実現するNEC製のHAクラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO X」とサイバートラストの Linux OS「MIRACLE LINUX」を組み合わせたパッケージ製品。「MIRACLE CLUSTERPRO X」を用いて、地域を跨ぐHAクラスター構成やクラウドベンダーを跨ぐクラスター構成を実現することができる。クラウド基盤や仮想化基盤のHA機能では検出できないソフトウェア障害を検出し、異常を検出した際に、OS やアプリケーションを再起動することでサービス継続を実現する。
「MIRACLE CLUSTERPRO X 4.3」は、最新版の「CLUSTERPRO X 4.3」と、Linux OS「MIRACLE LINUX V7 SP5」をバンドルしている。「MIRACLE CLUSTERPRO X 4.3」では、クラウド向けの機能強化とユーザビリティ向上を実現している。IaC (Infrastructure as Code) 対応は、サイバートラストが検証協力を行った NEC との協業による機能追加で、テレコム向けの大規模システムで導入されている。
価格は、MIRACLE CLUSTERPRO X (MIRACLE LINUX V7) [2CPU/2VM] が600,000円から、Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 HA [1CPU/1VM] 90,000 円から(いずれも税別)となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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