Check Point、9月のマルウェアランキングを発表、情報窃取マルウェアが急増
2022年10月18日(火)
Check Point Software Technologiesは10月12日(現地時間)、2022年9月のマルウェアランキングを発表した。
2022年9月は、もっとも猛威を振るっているマルウェアは「Formbook」となった。「Formbook」は、Windowsを攻撃する情報窃取型マルウェアであり、検出回避技術が高く、闇市場において安価に発売されているとされている。また、Check Pointは、急激にランキングを上げて8位にランクインした「Vidar」について注意喚起している。「Vidar」は、バックドアの機能を備えた情報窃取型マルウェアであり、感染したコンピュータから銀行口座情報、アカウント情報、IPアドレス、ブラウザ履歴、暗号ウォレットなどを窃取する機能を備えているという。
2022年9月のマルウェアランキングは次のとおり。
1位 Formbook
2位 XMRig
3位 AgentTesla
4位 Emotet
5位 Ramnit
6位 SnakeKeylogger
7位 Phorpiex
8位 Vidar
9位 NJRat
10位 Remcos
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Blogによる記事
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。