米Red Hatは5月23日(現地時間)、同社の企業向け Linux OSの最新版、「Red Hat Enterprise Linux 8.10」の提供を開始した。「Red Hat Enterprise Linux 8」の最新版となる(最新系列は「Red Hat Enterprise Linux 9」)。
「Red Hat Enterprise Linux 8.10」は、Linux カーネル暗号化 API (libkcapi) 1.4.0 において新しいツールとオプションが導入されたほか、stunnel TLS/SSL トンネリングサービス 5.71 においてFIPSモードにある OpenSSL 1.1 以降のバージョンの動作が変更されるなど、いくつかの機能強化、変更などが加わっている。
「Red Hat Enterprise Linux 8.10」は、旧系列「8」のポイントリリースとなっており、最新系列の新しいバージョンは「9.4」となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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