The Linux Foundation、IoT向けリアルタイムOS構築の共同プロジェクト「Zephyr Project」を立ち上げ
The Linux Foundationは2月18日(現地時間)、新しいIoT向けリアルタイムOSを構築する共同プロジェクト「Zephyr Project」の立ち上げを発表した。
「Zephyr Project」の早期支援企業として、Intel(買収したAlteraとWind Riverを含む)、NXP Semiconductors(合併したFreescaleを含む)、Synopsyx、UbiquiOS Technologyが参加しており、同技術に関心のある他企業の参加も募集している。
Zephyr Projectは、IoT機器向けに最小フットプリントをサポートするモジュール化されたコネクテッドOSを提供することを目指す。IoT機器には、データ収集システムや工業機械など時間の制約がある設備や、世界トップクラスの複雑なコンピューティング システムに不可欠なインフラを提供しているマシンに有利なリアルタイム Linux を補完するものとして、少ないメモリ容量に対応できるRTOSを必要としているものがある。同プロジェクトは、こういった需要に応えるためのRTOS開発を目指す。
Zephyr Projectは、対応プラットフォームとして、まず「Arduino 101(x86およびSynopsys ARC EMコア搭載のIntel Curieモジュール)」、「Arduino Due(Atmel SAM3X8E ARM Cortex-M3 CPU)」、「Intel Galileo Gen 2」、「NXP FRDM-K64F Freedomボード(Kinetis K64F ARM Cortex-M4 MCU)」への対応に取り組み、その後にサポートするアーキテクチャを広げていくという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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zephyrproject.org
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