CA Technologies、仮想化によりアプリケーション開発を支援する「CA LISA」を発表
CA Technologiesは9月21日、サービス仮想化のソリューション「CA LISA」を発表した。
CA LISAは、CA Technologiesが2011年6月に、アプリケーション開発支援ソリューションの拡充を目的に買収した、サービス仮想化ソリューションベンダInteractive TKO Inc.(ITKO社)のテクノロジをベースに、今回初めて日本市場向けに適合したソリューション。出荷は2012年10月17日から。参考価格(税抜)は、基本価格46,800,000円から(2013年3月31日までのキャンペーン価格29,250,000円)。
CA LISAでは、テスト工程において、利用時間や未完成、従量課金ベースの外部サービスなどといった、制約のある連携先サービスを仮想化することができる。これによって、テスト工程における制約を排除することができ、開発期間の短縮、インフラストラクチャへの投資節減、制約により困難であったテストケースを実施し、更なる品質向上を可能とする。
CA LISAの主な機能とメリットは以下の通り。
●仮想サービス生成機能
ダイナミック(動的)な生成
連携先システムとのリクエスト/レスポンス通信の内容をCA LISAがキャプチャし記録することで、仮想サービスを自動的に生成する。
ススタティック(静的)な生成
連携先システムが未完成の場合などライブトラフィックのキャプチャができない場合、WSDL(Web Service Definition Language)やサーバのトラフィックログ、仕様書等から静的に仮想サービスを生成する。
●仮想サービス実行環境(Virtual Service Environment)
GUIからの簡単な操作で、仮想サービスをリモートのVirtual Service Environmentに配備・起動することができる。VSEは、用途や負荷に応じて容易にマルチサーバ構成にスケールアウト可能。
●仮想サービスのメンテナンス機能
仮想サービスのカスタマイズ
一度生成した仮想サービスに対して、容易にデータを追加投入でき、1つの仮想サービスをベースに様々なテストシナリオをカバレッジできる。CA LISAが提供するインテリジェントな機能を使用することにより、すべてのデータ・パターンを静的に追加することなく、テストシナリオを充分に網羅する仮想サービスを極めて短時間で生成できる。
仮想サービスのセルフヒーリング機能
仮想サービス生成後に、オリジナルのシステムやサービスの仕様変更が発生した場合でも、CA LISAは、セルフヒーリング機能により仮想サービスとオリジナルとの差異を自動的に検出し、修正できる。
CA Technologies
http://www.ca.com/jp
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