キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は5月27日、eZ Systems Japanとパートナー契約を締結し、Web Contents Management(WCM)ソリューション「eZ Publish Enterprise」の販売を開始すると発表した。
eZ Publishは、eZ Systems社が提供するLAMP環境で動作するオープンソースCMS。オープンソースでありながら、開発ベンダーのサポートが存在するコマーシャルオープンソースCMSだ。
キヤノンITSでは、eZ Publishの商用ライセンス版であるeZ Publish Enterpriseの販売および、コンサルティング・開発・導入支援などを提供する。特にニーズの高い多言語対応、レコメンデーション、スマートフォン対応などの豊富な機能と、キヤノンITSが扱う各種ソリューションとを組み合わせて、Webサイトを活性化するトータルサービスとして提供する。販売価格は、年間サブスクリプションGoldで350万円から(税別)。
eZ Publishの特長は以下の通り。
- 出版・メディア業、大手企業、官公庁・行政機関、教育機関など全世界で25万サイトに導入
- 開発元の公式サポートが提供可能なコマーシャル・オープンソースCMS
- HTMLの知識がなくても高性能なエディターにて手軽にコンテンツ編集が可能
- ワークフロー/バージョン管理/多言語コンテンツ管理/高性能検索/ユーザー権限管理など、充実の標準機能
- 機能追加など、オープンソースならではの柔軟なカスタマイズ性
- HTML5、レスポンシブWebデザイン、ネイティブアプリなどのマルチデバイス対応
- ソーシャルメディア、インターネットTVなどマルチチャンネル対応が可能
- CRMシステム、基幹系システムなどとの柔軟な連携が可能
- レコメンデーション(おすすめ)や訪問者分析、マーケティングオートメーションなど、カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験価値)を向上するアドオン機能
- コーポレートサイトからイントラネット、メディアサイト、ECサイト、ポータルサイトなどのWebサイトに対応
http://www.canon-its.co.jp/
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