IIJ、「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」の機能を拡充、データを遠隔地に自動バックアップする「DRオプション」を提供開始
インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は8月27日、オンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」に、ユーザーのデータを遠隔地に自動バックアップする「DRオプション」を追加し提供開始した。
IIJドキュメントエクスチェンジサービスは、企業での利用に最適な信頼性とセキュリティを兼ね備えたオンラインストレージサービスで、サービス開始以降、画像や映像などの大容量ファイルを手軽に共有できるサービスとして、大手企業などを中心に多くのユーザーに利用されている。SSL暗号化、ファイルアップロード時のウイルスチェックなどのセキュリティ機能に標準対応しており、企業内だけでなく、異なる企業間でもセキュアにファイル交換を行うことができる。
DRオプションは、本サービス上に保管したデータを、西日本に設置したバックアップサイトに1時間ごとにコピーするというもの。大規模災害などで東日本のプライマリサイトでサービスを提供できない場合も、自動的にシステムを切替えてバックアップサイトでサービスを継続する。これにより、災害時のデータ損失を最小限に抑え、万一の際にも安心してオンラインストレージを利用できる。
価格は、最低契約容量100GBの「GBパック」が月額費用(税別)20,000円/100GB、最低契約容量1,000GBの「TBパック」が月額費用(税別)12,000円/100GB。GBパック、TBパックともに初期費用は無償だ。
企業のメールシステムに必要なセキュリティ機能を統合的に提供する「IIJセキュアMXサービス」と併用することで、利用者がメールに添付したファイルを自動的にオンラインストレージにアップロードすることが可能だが、本オプションではこの添付ファイルも遠隔地に自動バックアップできる。
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