アシスト、特権ID管理ソリューションをより強化するためのID棚卸機能を追加
アシストは8月28日、今年2月より提供しているサーバアクセス管理ソリューションの1つ「特権ID管理ソリューション」をより強化するために、さまざまな業務システムの特権ID棚卸業務をエージェントレスで自動化する「ID棚卸機能」を提供すると発表した。
アシストでは、特権IDの管理、運用の負荷軽減、不正行為や情報漏えい防止のために、今年2月、取扱製品を活用し、業務サーバへアクセスする特権IDのパスワードを承認フロー経由で貸し出し、利用者にパスワードを通知せずに自動ログインさせることで不正ログインの可能性を排除する「特権ID管理ソリューション」の提供を開始した。さらに、8月7日から、各業務サーバのログイン/ログアウト情報と特権IDの申請/承認情報とを自動的に突合せ、申請外のログインや申請時間外のシステム利用を検知しアラートとしてレポート出力する「ログ突合機能」を提供している。
今回、「特権ID管理ソリューション」をさらに強化するために、今年3月に発表したモジュール「ID棚卸キット」を利用し、特権IDの棚卸作業の効率化を図る「ID棚卸機能」を提供することとした。「ID棚卸機能」では特権IDサーバと各業務サーバから特権ID情報をエージェントレスで自動収集し、特権IDの突合せ作業を自動的に実施することで、不正作成、削除忘れ、休眠状態の特権IDを発見し不正利用を防止する。また、監査対応で必要なID棚卸業務を効率的に実施でき、セキュリティレベルの維持にも有効。
「特権ID管理ソリューション」のベース機能となる「特権ID貸し出し」に「ログ突合機能」、「ID棚卸機能」が追加されたことで、より強固なリスク・コントロールを実現するだけでなく、顧客企業の状況に応じて段階的に特権ID管理を強化していくことが可能となった。
価格は200万円(税別)。プロダクト・サポート料金30万円(年額)が別途必要となる。
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