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次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会、プロジェクト管理データを組織間で交換するためのインターフェース仕様書などを公開

2013年10月25日(金)

南山大学、日本アイ・ビー・エム、富士通、日本電気、NTTデータ、日立製作所、野村総合研究所の6社1大学で構成する「次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会」(PROMCODE: PROject Management for COntracted DElivery)は10月22日、成果の第一弾としてプロジェクト管理データを組織間で交換するための「PROMCODEインターフェース仕様書」をWebページにて公開した。あわせて、この仕様書に基づき実プロジェクトへの適用を支援する「PROMCODE適用マニュアル」、「PROMCODEアダプターソフトウエア」とそれを適用した「PROMCODE実証実験報告書」も公開する。これらの成果によって、ユーザーとベンダー間でプロジェクト管理データを、標準インターフェースを介して一元管理することが可能となり、プロジェクトの開発遅延やコスト超過などのリスクの低減を図る。

次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会は、ユーザーと複数ベンダーが参画する大規模なシステムインテグレーションやソフトウエア開発プロジェクトにおいて、ユーザーとベンダー間でのタイムリーで効率的な進捗管理や品質管理を実現することを目的に、組織やプラットフォームによらずプロジェクト管理データを交換できるインターフェースの標準規約を開発してきた。

「PROMCODEインターフェース仕様書」をはじめとする成果は、日本における複数組織による多層型の大規模なSIやソフトウエア開発における会員各社の知見を結集したもの。「PROMCODEインターフェース仕様書」は、実際の開発プロジェクトで使用している管理データをもとに策定され、実証実験を通して有効性を確認している。今後は実プロジェクトへの適用を推進する。これにより、大規模なSIやソフトウエア開発に参画するユーザーとベンダーの関係が、柔軟かつ独立性の高いものとなり、日本の情報産業の革新に資することを目指す。

さらに、オフショア開発の進展などに伴い、グローバルレベルでの複数組織による分散開発は世界共通の課題となっていることから、本協議会の成果を国際規格として標準化することを目指し、OASISに技術委員会(Technical Committee)の設立を準備している。

◆成果物(「PROMCODEインターフェース仕様書」、「PROMCODE適用マニュアル」、「PROMCODEアダプターソフトウエア」、「PROMCODE実証実験報告書」)について

「PROMCODEインターフェース仕様書」

異なる組織間でプロジェクト管理データを交換するための標準インターフェースを定めたもの。現場におけるプロジェクト管理の実績に基づき、国際的な知識体系であるPMBOKなどとの整合性を考慮して定めている。
組織間で交換されるプロジェクト管理データのモデルを標準化した「PROMCODEドメインモデル仕様書」とそのデータモデルを介して各組織で利用している個別の管理ツール間でデータ交換を行うリソースを定義した「PROMCODEリソース定義仕様書」から構成されている。

「PROMCODE適用マニュアル」

「PROMCODEインターフェース仕様書」に基づきデータ交換ソフトウエアを開発するガイドとなる「PROMCODEサービス開発ガイド」とそれを現場へ適用するための指針となる「PROMCODE適用ガイド」で構成されている。

「PROMCODEアダプターソフトウエア」

PROMCODEインターフェース仕様書に基づいて異なる組織間でデータを交換するためのソフトウエアの実装例。ソフトウエアツール間のデータ交換インターフェースの標準仕様を目指しているOSLCに準拠し、Eclipse Lyoのオープンソースソフトウエアとして公開する。

「PROMCODE実証実験報告書」

各社がインターフェースの実用性について実証実験により検証した結果を報告。


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