ホロンテクノロジー、AWS環境のシステム運用管理サービスをリリース
2014年4月11日(金)
ホロンテクノロジーは4月7日、アマゾンウェブサービス(以下、AWS)の利用者向けに、これまでの運用アウトソーシングサービスで培ったノウハウをパッケージ化したサービス「CloudAL」を正式リリースした。
CloudALは、AWSのメリットである従量課金を最大限に活用できるよう、インスタンスが増えても運用費用が増加しない「運用管理の定額料金制」を採用。これによりユーザーは必要な検証が発生した際にわざわざ運用会社に通知する事や必要の無い運用管理費用を支払うことなく、社内サーバの感覚で自由にインスタンスの作成・削除ができるようになる。増減したインスタンスは、CloudALサービスに同梱されているHinemosで自動追従し、問題が発生した場合でも即時検知し、メールだけでなく電話でも通知することができる運用を意識したサービスとなっている。
全てのサービスプランにホロンテクノロジー提供のインシデント管理ツールの利用、決済代行サービスを利用できる。費用は1AWSアカウント単位で、「CloudAL Lightプラン」は初期費用75,000円、月額費用99,800円。「CloudAL Standardプラン」が初期費用180,000円、月額費用298,000円。「CloudAL Advanceプラン」が初期費用300,000円、月額費用498,000円。
CloudALの特長は以下の通り。
- オープンソースの統合運用管理Hinemosをフル活用、Hinemos有償オプションAWSクラウド管理を標準搭載。
- AWSの監視だけでなく、OS上で稼働するアプリケーションまでしっかり監視。オートスケールにも自動追従、自動監視を実現。
- メールによる通知だけでなく、電話による障害連絡を標準搭載。電話通知履歴管理やインシデントの管理も標準提供。
- バックアップやスナップショットなど、定常業務もHinemosで自動化し、日々の運用コストを削減可能。
- Hinemosカレンダー機能を活用し、営業日/休日を事前に登録することで無駄なインスタンスを抑え、AWS利用料金を抑制。
- AWSの使い過ぎや使用状況に応じた課金配賦アラートの設定が可能。
- ジョブ管理機能を選択することで、高額な商用ジョブコントローラーと同様の運用自動化も実現可能。
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