デジオンは11月19日、同社の提供するDiXiM NASソリューションがアイ・オー・データ機器の最新NAS製品「HVL-DRシリーズ」、およびバッファローの最新NAS製品「LS411DXシリーズ」に採用されたことを発表した。
DiXiM NASソリューションは、スマートフォンでの操作、及び、マルチメディアコンテンツの管理に特化した、Wind River Linux採用NASソフトウェアトータルソリューション。
DiXiM NASソリューションは、一般社団法人デジタルライフ推進協会(略称:DLPA)が発表した「DLPA リモートアクセスガイドライン 2.0」に対応しており、同ガイドラインに対応したプレーヤーを搭載したスマートフォンやタブレットを利用し、NASに保存しているデジタル放送録画番組の快適な視聴を、家の中ではもちろん、インターネット回線を利用して家の外からでも楽しむことができる。アイ・オー・データ、バッファローの最新NAS製品のソフトウェア全般に対し、DiXiM NASソリューションが採用されている。
主な特徴は以下の通り。
・Wind River Linux採用
Wind River Linuxは、最新のオープンソースの豊富な機能や、各種開発ツールを容易に利用できる商用Linuxプラットフォーム。x86、ARM、PowerPC、MIPS等、広範なアーキテクチャをサポートし、64ビット対応の高度なアプリケーションにも対応する。さらに、卓越した技術サポートや長期のメンテナンスにより、オープンソース ソフトウェア開発のリスク低減を可能にする。
・快適なファイルアクセス
SMB/WebDAVに対応 パソコンだけでなくスマートフォン、タブレットからもNAS内のファイルの閲覧が可能
USBストレージのダイレクトコピーに対応 ボタン操作一つで、NASに接続したデジタルカメラのファイルを簡単にコピーが可能
・スマートフォン向けセットアップアプリケーションを提供
スマートフォンでの操作を想定したNAS設定画面(Web UI)をNASから公開可能
・DiXiM Media Serverを搭載
ホームネットワーク上でのコンテンツ配信
ネットワークダビング(DTCP-IP ムーブ機能)に対応したレコーダーに保存しているデジタル放送録画で番組をNASヘダビング可能
デジタル放送録画番組のトランスコード配信、圧縮保存が可能
・「スカパー!プレミアムサービス Link(録画、ダビング、とるダビ)」対応
NASヘLAN録画、LANダビング可能
LAN録画、LANダビングした番組の配信可能
NAS内に保存したプレミアムサービスの録画番組を別の機器へダビング可能
・「ケーブル DLNA 運用仕様(JLabs SPEC-020)」対応
CATV放送番組をNASへ直接録画可能
録画番組の配信可能
STB内のCATV放送録画番組をNASへダビング可能
NAS内に保存したCATV放送録画番組を別の機器へダビング可能
・「DLPA NAS ガイドライン」及び「DLPA リモートアクセスガイドライン 2.0」
対応
デジタル放送録画番組のリモート配信に対応
プライベートコンテンツ(ビデオ、写真、音楽)のリモート配信に対応