ソフトエイジェンシー、クラウドサービス基盤に強固な暗号化を提供する「Server-GENERAL」を販売開始
2014年11月20日(木)
ソフトエイジェンシーは11月18日、米国Server General Inc.が提供する「Server-GENERAL」の販売を開始した。
クラウドサービス上で社内システムや自社サービスを構築することはコスト削減、安定性、そして、拡張性の観点から多く利用されるようになってきた。しかしながら重要なデータをクラウドサービス内で扱うことへの不安は決して無視できるものではない。特にセキュリティを強く意識しなければいけない業種ではPCI-DSS、プライバシーマーク、ISMSなどの準拠に際してシステム上のデータを安全に保護する必要がある。
ソフトエイジェンシーでは長年、データベースの暗号化ソリューションを提供してきたが、今回提供する「Server General」はLinux上での暗号化ソリューションとして、任意のアプリケーションのフォルダ(レポジトリ)の透過的暗号化機能を提供する。これにより、利用者が指定するフォルダ(レポジトリ)を暗号化し、さらにアプリケーション実行ユーザ以外からのフォルダ(レポジトリ)へのアクセスを禁止する。また、管理者ユーザ(root)からのなりすましも判別して拒否し、データの安全性を高度なレベルで担保することができる。
Server-GENERALの主な機能は以下の通り。
・透過型暗号化
アプリケーションに変更を加えることなく暗号化が可能。
・権限別アクセス制限
機密データにアクセスできる権限と制限を定義できる。
・なりすまし防止
管理者(root)からのなりすましでのアクセスを禁止することができる。
・鍵管理機能(ローテーション、キーロッカー(鍵保管サーバ))
対話的なコマンドランインターフェースで暗号鍵のローテーションまたは無効化ができる。
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