ミラクル・リナックス、監視統合ソフト「MIRACLE Hatohol Enterprise」を提供開始
2015年1月31日(土)
ミラクル・リナックスは1月29日、複数のZabbixサーバを一元的に監視する企業向けソフトウェア「MIRACLE Hatohol Enterprise」とサポートサービスを提供開始した。
「Hatohol(はとほる)」は、システム監視やインシデント管理、ログ管理など、様々な運用管理ツールを統合するオープンソースの運用統合ソフト。「MIRACLE Hatohol Enterprise」は、「Hatohol」を商用版として初めて製品化したもので、ミラクル・リナックスが提供する「MIRACLE ZBX」シリーズおよびOSSの「Zabbix」と「Nagios」を統合対象としている。
MIRACLE Hatohol Enterprise サーバサポートでは、コミュニティ版Hatoholでは提供していない障害解析から長期的なパッチ提供などのサポートサービスを一般販売終了後5年間まで提供し、長期間に渡りユーザーが安心してHatoholを利用できるよう支援する。また、MIRACLE Hatohol Enterprise 監視サーバサポートを合わせることで、HatoholからZabbix/MIRACLE ZBXまでワンストップでサポートを受けることもできる。
「MIRACLE Hatohol Enterprise」の主な機能は以下の通り
- 統合システム監視環境との連携
MIRACLE ZBXやZabbix、Nagiosなど、複数の監視システムが監視しているサーバやシステムの情報を統合し、単一のビューで監視することができる。拠点が物理的に離れている場合やシステム規模が増大して監視サーバをスケールアウトする場合に、それらをまとめて監視することができる。 - インシデント管理システムとの連携
情報集約部より異常と判断された事象について、OSSのインシデント管理システム(Redmine)と連携し、自動起票し、そのインシデントの状態(未確認・受理・調査中・クローズなど)をHatoholのイベント一覧画面から閲覧可能にする。
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