サードウェア、Linux用クラスタ管理ソフトウェアのサポート対象にDockerを追加
2015年1月30日(金)
サードウェアは1月26日、Linux用クラスター管理ソフトウェアである「DRBD/Corosync/Pacemaker」のサポート対象にDockerを追加し、サポートを開始した。
Dockerは、多数のアプリケーションを効率的に配備して動作させられるコンテナ型技術として、金融機関を含め急速に採用が進んでおり、アプリケーションの開発・試験・配布・管理のワークフローを根本から革新すると期待されている。
Dockerの採用が進む中、商用環境ではデータ冗長性の担保、ダウンタイム最小化が最大の課題となっている。本課題は共有ストレージを利用する事で解決できるものの、スペース、電源効率等を加味した場合、高コストになりやすい等の課題があり、当社では共有ストレージを用いずにDockerを商用環境で利用できるよう、クラスタリングソフトを利用したいと言う要望を多数受けていた。
LINBITクラスタスタックは50種類以上ものアプリケーションの高可用化をサポートしているが、この度Dockerの高可用化のためのリソースエージェントの評価・検証を完了し、正式にサポートすることとなった。
本ソリューションを用いる事で本番環境でのDockerによるサービスの提供のサービスレベルを引き上げつつ、高速半導体ストレージ等との組み合わせにより、少ないサーバーリソースでより多くのコンテナを運用することが実現できるようになり、クラウドとオンプレミスにおいて企業がDockerを活用し、より効果的、コスト効率に優れた方法で商用環境での運用を実現できる。
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