組み込み向けのLinuxディストリビューション「Oryx Linux 0.2.0」リリース
2017年7月8日(土)
組み込み向けLinuxディストリビューション「Oryx Linux 0.2.0」が7月5日(現地時間)リリースされた。
「Oryx Linux」は、「Yocto」と「OpenEmbedded」を組み合わせて構築されたLinuxディストリビューション。軽量コンテナランタイムエンジンを搭載しており、組み込み用途にコンテナの要素を取り込むことができる。
「Oryx Linux 0.2.0」では、Raspberry Pi/Pi 3、qemux86(エミュレートされたもの)プラットフォーム向けシステムイメージが用意された。これによって、対応したプラットフォームにインストールすることで、インストールして即時に利用できるようになるという。軽量で、デバイスのメモリやストレージへの影響も少ないとしている。また、ゲストコンテナのサンプルとして、最小イメージとフルコマンドラインイメージの2つのイメージが用意されている。
「Oryx Linux 0.2.0」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Oryx Linux
その他のニュース
- 2024/11/14 テクマトリックス、SBOMソリューションの販売を開始
- 2024/11/13 Ciscoのアクセスポイント製品にコマンドインジェクションの脆弱性、アップデートが推奨
- 2024/11/11 「Wine 9.21.0」リリース
- 2024/11/11 「Vivaldi 7.0」リリース
- 2024/11/11 KDEのソフトウェア群「KDE Gear 24.08.3」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 組み込み向けLinuxディストリビューション構築システム「Yocto Project 3.4」リリース
- Linux Foundationのさまざまなプロジェクトに新メンバーが相次いで参加を表明
- Microsoft、Azure上のコンテナワークロードに最適化されたLinuxディストリビューション「Azure Linux 3.0」リリース
- Microsoft、社内用Linuxディストリビューション「CBL-Mariner」を一般公開
- ペネトレーションテスト・エシカルハッキング向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2017.3」リリース
- Wind River、AIおよびクリティカルワークロード向けLinuxディストリビューション「eLxr Pro」を発表
- Linuxディストリビューション「SparkyLinux 2024.01」リリース
- デスクトップ向けLinuxディストリビューション「SparkyLinux 7.3」リリース
- セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「Parrot 4.0」リリース
- Linuxディストリビューション「Mageia 6.1」リリース