systemdにuse-after-freeの脆弱性

2020年2月11日(火)

Linuxで利用されているブート処理システム「systemd」に重要な脆弱性が発見された(CVE-2020-1712)。

今回発見された脆弱性は、use-after-freeの脆弱性。非同期Polkitクエリが実行されてdbusメッセージが処理されるタイミングに存在し、悪意のあるdbusメッセージを送ると、systemdがクラッシュする危険がある。この脆弱性はsystemdを利用しているすべてのLinuxディストリビューションに影響するため、該当するユーザ・管理者は、速やかにアップデートを適用する必要がある。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
CVE-2018-1049(DebianのErrata)

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